『虹ヶ咲』恋愛小説

第41話 ページ44

「さてと、とりあえずは飲料水と消化に良い食いもんかな？」

その後近くのスーパーに買い出しきた
とりあえず、飲みもんは2本くらい確保してみたけど、食べもんがわかんない。
何が好きなのかとか嫌いなものがあるのかとか…


商品を手に取りカゴに入れようとしたところ

「あれ？」


入れ覚えのないものがある
おかしいなと思いながら横を見れば…。

かすみ「りな子はコレが好きなんだすよ！本当です！！」

かすみだ

あの後、結局誰が一緒に行くかはジャンケンになり、それに勝ったかすみが一緒にいる

「ったく。ちゃんと璃奈の分もう一つ入れる辺り抜かりないな」

かすみ「何言ってるんですかぁー？ちゃんと全部りな子に渡すものです！」

「…。そう言うことにしとくよ」





買い物を済ませ、俺とかすみは駐輪場に戻る
帰り途中、ある雑貨屋に目が止まり
かすみには少し待ってて欲しいと伝え
店内へ足を運ぶ


中はなんともオシャレな感じで
いかにも女の子が喜びそうなものがたくさんある

少し中を見てると

「これ、歩夢に合いそう。こっちは彼方か？コレはエマに合いそうなものだな」

と、同好会みんなのイメージに合わせたものがありつい、買って行ってしまった


かすみには「何買ったんですかー？」と聞かれたが
とりあえず俺は「うーん似合いそうなものかな？」とだけ返す。

かすみもわかってくれたのかそれ以上は何も聞いてこなかった。



さて、早く帰って璃奈に差し入れしなくちゃな

第42話→←第40話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す