第40話 ページ43
璃奈からの突然の爆弾投下
たしかに返事は保留にしていたけど、ここでそれを言うのは酷だ
璃奈「誰もいないの？」
俺が回答に困っていると
璃奈は少し罰の悪そうな感じで尋ねてくる
「そう…だね」
璃奈「そっか」
その言葉を機に璃奈は目を閉じて眠りについていく
寝ている璃奈の頭を軽く撫で、俺は保健室を後にした。
歩夢「璃奈ちゃん、風邪だったんだね」
「ああ。でも酷くはないし、休んでいれば良くはなるはず」
しずく「気づかなかったです」
「まぁ、璃奈は隠してたし、心配をかけたくなかったんだろう」
愛「いやいや、今の方が余程心配だよ！」
「…確かにな。まぁ、だからと言って責めないで上げて欲しい」
そう俺が言うと、みんなは"当たり前"といった表情で頷く。まぁ、みんな優しいから責めるというより気を使ったりするんだろうな。
果林「それで、この後はどうするの？璃奈ちゃんが風邪で全体の練習はできないと思うけど？」
彼方「確かに〜。ユニットもできそうにないしね〜」
みんながどうしようかなと唸っている
一応、練習はするみたいだけど多分身が入らないと思う。
せつ菜「どうしましょうか。せっかくAさんも来ているのでこのまま解散っていうのは少し気が引けますし、璃奈さんにも悪い気がします」
「俺の見に来た云々は気にしなくていいから、とりあえず璃奈が心配なら保健室にでも行けばいいんじゃないか？」
エマ「そうだね！璃奈ちゃんの様子見に行こっか！」
かすみ「それなら差し入れ買いに行きましょう！りな子が食べたいものとか買って」
この後の事が決まり、じゃあと身支度を始めるみんな。
差し入れなら俺がバイクでサッと買ってくればいいんじゃね？
「えっと、差し入れは俺が買ってこようか？バイクだしそんなに時間かからんだろうし」
そう問いかけるとみんなは少しポカンとした表情を見せる
数秒後にまたハッとし
かすみ「かすみん差し入れ買いに行くの手伝います！」
歩夢「わ、私も行く！」
しずく「私もお手伝いします！」
愛「愛さん、りなりーの好きなもの知ってるし一緒行く！」
など、声を上げてみんなが言う
いや、君たち璃奈の心配はどこいった？！
真っ先に行くのはそっちじゃない？！
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ドラ丸(プロフ) - ロッキーさん» コメントありがとうございます！たしかに今の娯楽はそういったものばかりしかないですよね。笑 更新が遅くなったりしますが引き続きよろしくお願い致します。 (2020年4月16日 0時) (
レス) id: ea785ab1af (このIDを非表示/違反報告)
ロッキー - いやあ、面白くて一気に読んでしまいました！なんせ今の娯楽がネット小説読み漁るくらいしか無くて 笑 続き楽しみに待ってます！ (2020年4月15日 20時) (レス) id: 5ecc529164 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドラ丸 | 作成日時：2020年1月13日 2時
