『虹ヶ咲』恋愛小説

第35話 ページ38

それぞれが思い思いのことをしてる中
かすみから…

かすみ「果林先輩まだみたいなんですけど、どーしますかぁ？」

と言う質問が出る
確かに。俺が来てからかれこれ15分は経ってる
時間的にも8時前だからそろそろ始める頃だったけど、果林がまだだし…

エマ「あ、果林ちゃんはもう少ししたら来るみたいだよ？」

しずく「そうなんですか？それなら…」

璃奈「Aさん。お話してよ！璃奈ちゃんボード『ワクワク』」

しずく「…私が聞こうとしたのに」

しずく、どんまい。
さて、璃奈から話をしようってなったけど
何を話せばいいかね。

「良いぞ。どんな事聞きたい？」

愛「はいはい！愛さんAが普段どんな生活してるのか気になる！！」

普段の生活か。
うーん、大して変わらないと思うけど
まぁ、話のネタもあんまりないしいっか。

「普段ね。学校がある時は歩夢に起こされてからご飯食べて学校で部活してって感じかな？あんまりみんなと変わらないぞ？んで、休日は大体家にいるか、バイクでどこか出かけるかな？」

なんも面白くない答えだ
そう考えると俺あんまり友達いないのか？

「って、あれ？どした？」

かすみ「…かすみん明日から先輩にモーニングコールしますね！」

「え？」

しずく「私も！明日からモーニングコールします！」

「はい？」

璃奈「私もする。璃奈ちゃんボード『ふんす』」

「いや、え？」

せつ菜「わ、私もします！絶対やります！」

「せ、せつ菜まで！？」

愛「あはは。モテモテじゃん！」

エマ「そうだねぇ〜」

彼方「彼方ちゃんは逆にモーニングコールして欲しいなぁ〜」

歩夢「だ、ダメ！この子を起こすのは私の役目なの！」

かすみ「ずるいです！かすみんもしたい！」


俺の周りでわーわー騒いでる
一部を除き凄い言い争いが…
うん。コレ一人で起きる努力しよう
そうすればなんとかなるでしょう


かすみ「かすみんが！」

しずく「いえ！ここはわたしが！」

璃奈「ううん。私がやる」

せつ菜「私も譲れません！」

歩夢「わ、私の役目取らないでぇ〜」


無法地帯だ
果林早く来てくれー！

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