第32話 ページ35
「さ、着きました」
歩夢「あっという間だね!バイクって早いね!」
「たしかに。あっという間だったな。とりあえず正面玄関前だと邪魔だから、俺はバイク置いてから行くわ」
歩夢「うん。部室の場所はわかる?」
「前に2回くらい来たから大丈夫じゃないか?」
歩夢「うん!わかった」
そう会話を俺たちがしてると
ニジガク生徒らしいひとが
[あれ?歩夢ちゃんと一緒にいるの誰?]
[幼馴染の子じゃない?いつも言ってる]
[え!じゃあ、もしかして部活見学に来たのかな?!]
そんな会話が聞こえてくる
たしかに私服でだと目立つよな
ましてやスクールアイドルである歩夢と一緒だと
そんな彼女たちの会話が聞こえてくる中
一際騒がしい声が遠くからだんだんと近づいてきてる。この声は聞き覚えが…
かすみ「せーーーーんぱーーーーーい!!!」
かすみだ
いつものように思いっきり走ってくる
コレは突進されるやつだな
なら…
かすみ「せーーんぱーーい!会いたかったですぅーー!」
「…。俺もだぞかすみ。会いたかったぞ」
かすみ「……へ?//」
歩夢「……え?」
不意打ちでかすみにそう言ってみる
いま、かすみの気持ちを知ってるからこそこういう言葉は効くきがするんだが…。
案の定効いたみたいだ
かすみ「せ、先輩///ど、どうしたんですか急に//」
歩夢「そ、そうだよ!私には言ってくれなかった!」
「かすみ。これで照れてるようじゃ俺を落とすのはできないぞ?」
かすみ「うー////」
唸りながらまた走って行ったかすみ
やっぱり可愛いなって思う。あんなに一途な子に好かれてるなんて少し嬉しいなって思う
歩夢「ね、ねぇ。私には?」
「え?」
歩夢「私にはないの…かな?」
「え、えっと…」
かすみに言った一言で歩夢のいつもの独占欲が出てしまったようだ…
どうしよう。ここは何か…
「あっれー!?歩夢とAじゃん!!」
女神!助かりました!
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ドラ丸(プロフ) - ロッキーさん» コメントありがとうございます!たしかに今の娯楽はそういったものばかりしかないですよね。笑 更新が遅くなったりしますが引き続きよろしくお願い致します。 (2020年4月16日 0時) (レス) id: ea785ab1af (このIDを非表示/違反報告)
ロッキー - いやあ、面白くて一気に読んでしまいました!なんせ今の娯楽がネット小説読み漁るくらいしか無くて 笑 続き楽しみに待ってます! (2020年4月15日 20時) (レス) id: 5ecc529164 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ドラ丸 | 作成日時:2020年1月13日 2時