第26話 ページ29
その後、俺たちはせつ菜の荷物と諸々を持ちせつ菜の家へ向かっている。
歩夢「私たちは本当に隠れてるだけだったからわからないんだけど、どうなったの？」
「あー、それは」
せつ菜「それはもうAさんがカッコよかったです！体格の差がすごいあったんですけど、Aさんが私の好きなアニメのキャラクターみたいで！もう、好きになっちゃいます！」
すごくテンション高くいつも通りのせつ菜に戻っていてくれるけど、あまり背中で大声はやめてくれ。
耳が…
かすみ「せ、せつ菜先輩！いま好きになるって！」
しずく「そ、それはどういう意味で？！」
璃奈「気になる。璃奈ちゃんボード『ジー』」
せつ菜「どういう意味ですか？えっとそれは恋とかそういうものですかね？」
歩夢「えっと、そうかな？」
せつ菜「そりゃ、もちろんAさんの事は大好きですよ！恋してます！あった時からずっと！」
「……え？」
せつ菜の発言に俺はすごく戸惑った。
面と向かって大好きなんて言われた事ないし
ましてや普段大好きを伝えたい！って言ってるせつ菜がこうもハッキリ言うなんて…
俺がそう考えてるのと同時に
他の質問した4人も「え？」と困惑した表情になってる。
せつ菜「Aさん、私いますごくドキドキしてます。こんなに"大好き"と伝えるのが不安に感じた事はなかったです。もし、もしですけどAさんさえ良ければ私と……」
かすみ「あー！せつ菜先輩ずるい！かすみんも先輩のこと大好きですよ！」
しずく「わ、私も！先輩の事好きです」
璃奈「私も！璃奈ちゃんボード『ドキドキ』」
歩夢「わ、私も貴方の事好きだよ！」
ん？これは一体どういう事なんですかね？
せつ菜の好きという言葉に続いてみんなが言うけど、歩夢やかすみはたまに聞くし、しずくや璃奈もたまに言うから。
うん。せつ菜の好きももしかしたら"友情"の方なんだよな…
………少しがっかり
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ドラ丸(プロフ) - ロッキーさん» コメントありがとうございます！たしかに今の娯楽はそういったものばかりしかないですよね。笑 更新が遅くなったりしますが引き続きよろしくお願い致します。 (2020年4月16日 0時) (
レス) id: ea785ab1af (このIDを非表示/違反報告)
ロッキー - いやあ、面白くて一気に読んでしまいました！なんせ今の娯楽がネット小説読み漁るくらいしか無くて 笑 続き楽しみに待ってます！ (2020年4月15日 20時) (レス) id: 5ecc529164 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ドラ丸 | 作成日時：2020年1月13日 2時
