第25話 ページ28
「みんなは隠れて待ってて、すぐ戻るから」
俺がそう言い残しせつ菜のとこに
言い争っているところに
「せつ菜!探したぞ!」
せつ菜「Aさん!」
[あ?っんだお前?]
俺は真っ先にせつ菜のとこに向かい
手を貸し起き上がらせてからそのまま帰ろうとしたんだけど…
[おい、待てよコラ]
ガタイのいい男がそう言い俺を掴む
あー、穏便に済ませてやろうと思ったのに…
「せつ菜、少し離れてくれるか?あと、あまり見せたくないから目を瞑っていて欲しい」
せつ菜「え?あ、はい」
さて、せつ菜に目を瞑ってもらった事だし
ちょっと本気でいきますか
「穏便に済ませてあげようとしたなにさ、力量もわかんない訳?」
[あ?お前こそ力量わかってんのか?そんなヒョロそうな体で喧嘩売ってきて]
「うるさ。いいから来いよ」
そう言い俺に突っかかってくる男の腹に蹴りを一発。
抑えてるところにすかさず、顎に蹴りを一発入れる。
大抵のやつは顎に食らえば…
[………]
意識を失う。
まぁ、そこまで重傷ではないはず。サッカー部の蹴りでも手加減してあげたわけだし。そんな男を後にせつ菜のところへ…
せつ菜「あ、えっと…」
「…見てた?」
せつ菜「…はい。約束守らなくてすみません」
「ううん。大丈夫。それよりせつ菜は平気か?どこか怪我とか…」
せつ菜「えっと、その無理やり掴まれた時に足を少し」
座り込んでいるせつ菜の足を見ると少し赤く腫れ上がっている。
あーあ、アイドルにここまでしたやつはマジで沈めておくべきだったかな?
「歩けそ……じゃないな。…ん」
せつ菜「えっと」
「背中に乗って。家まで送るよ」
せつ菜「い、いえ!それは…」
手をブンブン振るせつ菜だが、それを無視して俺は無理にでもせつ菜をおんぶしみんなのとこに。
歩夢「あ!貴方!」
しずく「先輩!」
かすみ「せつ菜先輩も一緒です!」
璃奈「一安心。璃奈ちゃんボード『良かった』」
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ドラ丸(プロフ) - ロッキーさん» コメントありがとうございます!たしかに今の娯楽はそういったものばかりしかないですよね。笑 更新が遅くなったりしますが引き続きよろしくお願い致します。 (2020年4月16日 0時) (レス) id: ea785ab1af (このIDを非表示/違反報告)
ロッキー - いやあ、面白くて一気に読んでしまいました!なんせ今の娯楽がネット小説読み漁るくらいしか無くて 笑 続き楽しみに待ってます! (2020年4月15日 20時) (レス) id: 5ecc529164 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ドラ丸 | 作成日時:2020年1月13日 2時