第1話 ページ3
ジリリリリリリ
目覚ましのアラーム音がうるさい…。
ベットの中をもぞもぞと動きながら、目覚ましを探す。
すると、触れていないのに音が止んだ…
「歩夢。そろそろ男子の部屋に上がるのはやめないか？」
歩夢「え？でも。貴方のお母さんが起こしてあげてって…」
「それでもさ、少しは抵抗あるだろうに」
歩夢「ううん！私は大丈夫！」
「歩夢が良くても、俺がさ…」
朝、毎日の様に俺を起こしてくれるのは目覚ましではなく、幼馴染の上原歩夢。中学までは一緒のとこに通っていたのだが、高校からは別々に。
一昨年くらいから、歩夢が通う虹ヶ咲学園。通称ニジガクも共学になったらしいのだが、俺はサッカーの名門校へスカウトされ、その高校に通う事にした。
その時の歩夢の表情はこの世の終わりの様な顔をしていて、家で両家の親と家族会議をしたもんだ
…。
歩夢「ほら起きて！早くしないと朝練に間に合わないかも！」
「はいはい。とりあえず、歩夢は下でご飯食べてな。着替えて直ぐに行くから」
歩夢「うん！待ってるね！」
そう言い残し、歩夢は下へ降りていく
全く。高校生にもなって幼馴染の女の子に起こされる俺って…。
まぁ、でも、そんな生活もずっと昔からあったから習慣？みたいになってるのかもな。
突然歩夢が来なくなっても逆に困惑するかもしれない…。
「はぁ〜。俺も甘いな。…とりあえず着替えるか」
さて、今日も一日楽しく行くか
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ドラ丸(プロフ) - ロッキーさん» コメントありがとうございます！たしかに今の娯楽はそういったものばかりしかないですよね。笑 更新が遅くなったりしますが引き続きよろしくお願い致します。 (2020年4月16日 0時) (
レス) id: ea785ab1af (このIDを非表示/違反報告)
ロッキー - いやあ、面白くて一気に読んでしまいました！なんせ今の娯楽がネット小説読み漁るくらいしか無くて 笑 続き楽しみに待ってます！ (2020年4月15日 20時) (レス) id: 5ecc529164 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドラ丸 | 作成日時：2020年1月13日 2時
