第16章 ページ18
そしてジャンケンの結果は太宰の勝利だ
買った太宰は国木田にサッサと行けと
言わんばかりに動く
そしてその太宰を見て口惜しそうに、腹立たしそうに
舌打ちをしながらも爆弾魔の方へ向かう国木田
国木田「おい」
国木田の声かけに驚く青年
国木田「落ち着け、少年」
谷崎「来るな！社長以外に用はない！妙な素振りを見せたら、吹き飛ばすよ！」
手にした起爆釦を見せながら国木田に云う青年
国木田「わかった」
これ以上刺激しないように国木田は両手をみえるところに上げた
谷崎「知ってるぞ、あんたは国木田だ！僕を油断させてあの嫌味な異能力を使うつもりだろう！そうはいかないぞ…！机の上に四つん這いになり、両手を見えるところに置け！」
国木田「あ"ぁ"？」
谷崎「い、云う通りにしないと皆道連れだぞ！」
国木田に反抗して青年は強く云う
国木田「はぁ…」
ため息をつきながら机に乗り、四つん這いになる
誰かカメラない？←
太宰「不味いね、これは 探偵社に私怨を持つだけあって社員の顔と名前を調べてる」
敦「そんな…」
『抜かりない、訳ですか……』
太宰「社員の私が行っても余計警戒されるだけか……
却説 どうしたものか」
すると敦と萌愛は太宰と目が合った 不敵な笑みを浮かべた太宰を見て敦と萌愛は引き攣った笑みを浮かべた
敦「や やややや やめなさーい！親御さんが泣いてるよ！」
『…そうですよ、私の息子がこんなことするなんてって泣いてますよ』
敦は震えながら、萌愛は真顔で適当なことを嘯く
谷崎「な、何だアンタらっ！」
うわっ、演技力凄い…流石谷崎君
これじゃ敦君が怯えるのも少し仕方がないね
私はずっと真顔だったけど
どうしてこんな事になっているのかというと
それは数分前______
太宰「社員が行けば犯人を刺激する となれば 無関係で面の割れてない君達が行くしかない」
ははは、やっぱりそうですよねー
うんうん、知ってたー(棒)
敦「むむ、無理ですよそんなの！」
『わ、私だって無理です』
敦「第一どうやって……」
太宰「犯人の気を逸らせてくれれば、後は我々がやるよ！そうだな、落伍者の演技でもして気を引いては如何かな…？萌愛ちゃんはその付き人って事で！」
太宰「信用し給え、この程度の揉事…武装探偵社にとっては朝飯前だよ」
そんな敦たちに、太宰はニコリと笑顔で言った
というか、朝飯前なら自分たちで
どうにかすれば良いんじゃないのか…？←
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眼鏡笹団子(プロフ) - ケロ太郎さん» 応援ありがとうございます！楽しんでもらえるように、楽しい話をどんどん作っていきますね！！ (2019年11月20日 18時) (
レス) id: 5fbe94ee27 (このIDを非表示/違反報告)
ケロ太郎 - LINEの方でいつも楽しく読ませてもらってます。これからも頑張ってください！ (2019年11月20日 13時) (レス) id: 8b68688e54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眼鏡笹団子 | 作成日時：2019年11月19日 22時
