第13章 ページ15
『気になりますね』
敦「ぼっ、ぼぼぼ…僕も気になりますっ!!」
太「それはだねぇ………………ひ・み・つ☆」
敦「『えぇぇぇぇ?!』」
いや結局教えないんかい、分かっていたけども!!
そして、3人は太宰が敦に斡旋してくれるという
仕事についての話を続けながら街を歩いていた
太宰「ふふふっ、まぁ…それは着いてからのお楽しみ!まぁ、ちょっとした試験はあるかも……」
『へぇ〜、試験ですか』
敦「えっ⁈試験⁈」
敦は試験と聞くと驚き、不安そうな表情になる
太宰「敦君、字…書ける?」
敦「一応、読み書きくらいは…」
敦はおどおどしながらも太宰に聞かれた質問を答えて
太宰「なら大丈夫だよ」
敦「ほっ…」
大丈夫だと言われると敦はホッとして
不安そうな表情ではなくなった
太宰「君なら大丈夫だ。私が保証する」
敦「助かります。」
あ、天使だね…敦君!!
そして疑うことを知らないのだねぇ
………まぁ、嘘ではないんだけど…うん
敦君頑張れよ…応援してるから
太宰「ハハハ!感謝し給え!私に任せておけば万事大丈夫!何故なら私は太宰!社の信頼と民草の崇敬を一身に浴する男なのだから」
太宰が顎に手をあてキランと格好付けていると
国木田「こんな所におったか太宰ッ!この包帯無駄遣い装置が!」
太宰「う、うわあぁぁぁぁ!!」
包帯無駄遣い装置と言われた太宰は顔を抑え
ショックを受けたと言う顔をする
太宰「く、国木田君、今の渾名やるじゃないか…」
【包帯無駄遣い装置?ーーーちょっと傷ついた…】
『ブフッ…ふっ、く……ほう、たいっ…むだづかいっ、あはっ、そうちぃっ………』
その様子を見た萌愛は笑い声は少し抑えたものの
腹を抱え小刻みに震えながら笑い出した
国木田「誰が社の信頼を一身に浴する、男だ!お前が浴びてるのは、文句と呪いと苦情の電話だ!そして小娘、お前は笑い過ぎだ!!」
敦「ええ?」
『ごめっ、なさ…っふふふ……というかっ…やばいっ、ね………ふっ』
国木田のその言葉に
敦は困惑し、萌愛は謝りながらも笑い続けている
ヤバい腹がネジ切れるwww
太宰「え〜私がいつ苦情何て受けたのさ〜」
太宰はムッとしながら国木田の方を見た
おぉ?!そろそろだ、いよいよあのシーンが来るww
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眼鏡笹団子(プロフ) - ケロ太郎さん» 応援ありがとうございます!楽しんでもらえるように、楽しい話をどんどん作っていきますね!! (2019年11月20日 18時) (レス) id: 5fbe94ee27 (このIDを非表示/違反報告)
ケロ太郎 - LINEの方でいつも楽しく読ませてもらってます。これからも頑張ってください! (2019年11月20日 13時) (レス) id: 8b68688e54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:眼鏡笹団子 | 作成日時:2019年11月19日 22時