腹黒さ９％ ページ10
何だここ……。
真っ暗だ。
あー、そういや意識がちょっと切れたんだっけ。
じゃあ目ェ開けられんのかな。
目を開けると派手に目立つ炎の頭が見えた。
それにここは保健室だった。
『南雲…⁇』
晴矢「“先輩”はどうした(笑)」
『あ、すみません。つい…』
晴矢「ま、お前の本性ってことだな」
『…何で』
晴矢「まぁ今は猫被んなよ。俺しかいねぇし」
…何でこいつは
私の
『何で私の嘘が見抜けるんですか』
晴矢「…俺、昔親に虐.待されてたんだよ」
虐.待…
晴矢「今は施設で風介とヒロトとか杏とか
玲奈とかと一緒にいるけどよ…」
私は黙ってその話を聞いた。
どうやら虐.待される前は褒められて育てられたらしく、それは親の嘘だったらしい。
それから何となく人の嘘が見抜けるようになったらしい。
『そんなことがあったんですか…』
晴矢「ってと、次はお前の番だぜ」
『は…？』
晴矢「俺が話したんだから次はお前な。
何でそんな捻くれた性格になったのか、
俺に教えろよ。どんなに辛くても俺が受けとめてやっから」
何故か今、その言葉に救われた気がする。
晴矢「それに俺はお前が______。」
『え…⁇よく聞こえなかったです』
晴矢「いいから早く教えろ」
正直南雲があんな辛い過去を背負っていだなんて想像できなかった。
外見や乱暴な性格だけで決めつけていた。
『すみません』
小声でそう呟いた。
それなのに私の辛い思いを受けとめるだってさ。
優しいにもほどがある。
だから私も過去の事を話そう。
『じゃあ、少しばかり長くなると思いますけど…』
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キレキルネンコ - Marry☆*:さん» ありがとうございます！更新頑張ります！！！(*^^*) (2017年5月16日 17時) (
レス) id: c732e7be04 (このIDを非表示/違反報告)
Marry☆*:(プロフ) - いきなりすいません！！ この小説読ませていただきました！続きが気になって仕方が無いです！ 更新を楽しみにしてます...♪*ﾟ (2017年5月16日 17時) (レス) id: 63507e9c5b (このIDを非表示/違反報告)
キレキルネンコ - ありがとうございます！更新無理せず(？)頑張っていきたいと思います！ (2017年5月14日 17時) (レス) id: c732e7be04 (このIDを非表示/違反報告)
姫羽(プロフ) - 面白いです！主人公ちゃんの性格結構好みです(笑)無理せず更新頑張って下さいね♪ (2017年5月14日 17時) (レス) id: 928a4fe77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キレキルネンコ | 作成日時：2017年5月5日 19時
