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なんだかものすごく気になったけど、ウォヌオッパに話しかけるなっていわれた忠告を守って、また歩き出した。
そしたら…
YH「あ、Aちゃん!」
げ。見つかった。
急いで走ろうとすると、腕を掴まれてしまった。
「あ、あの、私…!」
YH「ごめん!悪いんだけど、道教えて!!」
「え、道…ですか?」
YH「うん、このお店に行きたいんだけど…。」
地図を差し出されたので見てみると、私の行きつけのカフェだった。
人助けだし、困ってるし…ちょっとくらい、いいよね?
そんな軽い気持ちで、ヨンハさんに道案内をした。
.
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YH「ほんっとにありがと!おかげでここのコーヒーが飲めたよ!」
「いやいや、私も好きなんで…。」
無事に着いたので帰ろうとしたらまた腕を掴まれた。
YH「案内してくれたお礼に、ここのパフェ奢らせて?」
「いや、でも…。」
YH「ウォヌのこととか、たくさん聞きたいし!大切な後輩だからさ…。」
なんだ、この人いい人じゃん。
こんなに想われてるのに、ウォヌオッパってば…。
ヨンハさんに誘われて、私はおしゃべりをすることになった。
.
YH「へぇ、ウォヌってばいいやつだね!Aちゃんは、そんなウォヌが好きなの?」
「えっ、いや、好きとか、ないです!私とオッパは、そういう関係じゃありません!」
YH「あれ、二人付き合ってんのかと思ってた!そっか、じゃあAちゃんは今フリーなんだね。」
「へへっ、まあ、はい。そうなりますね…。」
YH「じゃあ俺が、Aちゃんの恋愛運を占ってあげる!手相得意なんだぁ。ほら、手出して!」
言われるがまま手をだすと、ヨンハさんはふむふむって言いながら私の手を指でなぞった。
かと思えば、彼は急に深刻そうな顔をしていった。
YH「Aちゃん、これ、ちょっとやばいかも…。」
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作者名:モモタロ | 作成日時:2017年1月29日 13時