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いきなりそんなことを言われて、私は驚きを隠せなかった。





「ちょ、ちょっと…アンタなにいって…。」








WN「…え?俺今なんていった?」






は、はぁ!?


自分であんなこと言っといて、私に復唱させようって!?

コイツ、どうかしてる!!






「な、なんでもないですっ!もう離して!帰ります!!」


WN「あ、悪い。」




そうやって、なんでもない顔でパッて私を離すんだ。



離された隙間から冷たい風が吹いて、なんともいえない気持ちになった。





それもこれも、ぜぇーんぶコイツのせいじゃんか!!





でも、この人は、優しい…。




ミンギュに取られてもしかたないのか。


それに、コイツ男だし。









「…ありがと、オッパ。」




WN「ん。寄り道すんなよ?」

「しないよっ!!」






そしてやっと別れて、気づいた。



ポケットに、ファイティンって書いてあった紙に。







本当に、チョン・ウォヌという人はいい人だった。


そして、いままで自分がしてきたことに、罪悪感を感じた。







家に帰ってから、頬が膨らむくらいたくさんアメちゃんを放り込んだ。





ウォヌの後日談。

WN「Aは俺の呼び方のレパートリーをたくさん持ってる。」

※次から統一させますごめんなさい汗

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作者名:モモタロ | 作成日時:2017年1月29日 13時

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