ミンギュの隣取られた (ページ45)

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MG「っ、ヒョン。俺の気持ち知ってて…？」

ミンギュはオッパを睨み付けるようにして見た。

WN「なんでお前に遠慮しなきゃいけないの？」

オッパは私の肩を力強く引き寄せた。

私はミンギュを心配すると同時に、オッパの体温を感じてドキドキしていた。

ミンギュはなにも言わず、走って学校への道を先に行ってしまった。

「ミンギュや！んっ！？」

ミンギュを追いかけようとしたらもっと肩に回った腕が強くなるのを感じた。

「オッパ…？」

横から覗いたら、オッパはなんともいえない顔をしてた。

WN「これからは俺と登下校しよ。」

「え！あ、うん！はい！」

そして肩に回った腕がするりとおちて、私の手に絡め始めた。

これが、俗にいう恋人繋ぎ……！？

私はくだらない妄想をしながらオッパとの登校を楽しんだのであった。