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俺の中の、いやな汚い部分がじわじわじわじわ。







WN「どういう…。」



YH「お前の同級生の間では、俺はあいつに手を出してないって噂らしいけど、俺が初めて抱いた女はあいつだよ。そっから、あいつは抱かれることの快楽に嵌まってった。品行方正で容姿端麗、だっけ?俺はあんな汚い女、そんな風に見れないけどなあ。」









WN「ぬ、ぬな…?それ、うそだろ…?」


『…。』







WN「なあ、なんで黙るわけ?なあ。」



『…。』









じわり。









WN「なあ!!!!」






『…ごめんなさい。』



WN「は…?」


『…ほんとに、ごめんなさい…!』





ヌナはその場で、膝を突いて泣き崩れた。




俺は、そんな言葉を言ってほしいわけじゃなかった。





うそだって、言ってほしかったのに。






YH「…あれ?ウォヌってば泣いちゃってるの?情けないなあ。」









そういって、キム・ヨンハはヌナを連れて屋上を出て行った。








残されたのは俺だけで、空は嫌味なほどの晴天だった。

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作者名:モモタロ | 作成日時:2017年1月29日 13時

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