ミンギュの隣取られた (ページ35)

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俺はなにがなんだかわかんなくなって、ぐちゃぐちゃになった頭のまま三年の教室へ走った。

WN「ヌナ！！！」

『っ、う、ウォヌ？』

WN「キム・ヨンハと会って、ラブホに入ったって本当なの？」

『え…？ちょ、なにいってるの？』

WN「なあ！アイツにいやいや連れてかれたんでしょ？そうだよね？俺がすぐに敵取ってくるから！」

俺はヌナの肩をゆすって、ヌナをおいてキム・ヨンハの元に走ってった。

『だめ！ちょっとまってウォヌ！！』

屋上のドアを開けると、キム・ヨンハがねっころがっていた。

WN「おいてめぇ！！！俺のヌナになにしてくれてんだよ！」

YH「…あれ、ウォヌじゃ～ん。」

呑気なヤツを一発殴って、胸倉を掴む。

WN「俺のヌナに触れんな。」

YH「俺のヌナ？お前はあいつの何を知ってるわけ？」

WN「は…？」

『ウォヌ！！だめ！やめて！！』

WN「ぬな…。なんで！？悔しくないの！？こいつはヌナを…！！」

やっと追いついたヌナに、俺は怒鳴りつける。

『…ウォヌ、ヨンハを離して…。』

…は。なんでこいつとそんな親しくしちゃってんの。

なんで、俺ばっか責めるの。

ヌナに違和感を感じていたら、キム・ヨンハに体制を逆転された。

YH「俺があいつを…？それは違うよ、ウォヌ。」

WN「は…？」

YH「あいつが、俺に頼んできたんだよ。」

本当に、もういやだ。