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「ねえオッパ。」
WN「ん?」
抱きしめられた体勢のまま、私はオッパに話しかけた。
「オッパの停学、取り消せないの…?」
WN「…まあ、学校が決めることだし…。それに、Aが無事ならいい。」
オッパは落ち着いた声で話した。
オッパは、なんも悪くないのに…。
何かしてあげようと思っても、私は非力だから。
なにも、してあげられない自分に嫌気がさす。
もとはといえば、私のせいなのに…。
WN「俺のせいにしろ。だから、自分が…って思いつめなくていい。」
「…じゃあ、私も停学なる!!!」
WN「…は?」
オッパは豆鉄砲でも食らったような顔をした。
「だから、私も停学に」
WN「だめ。絶対だめだから。」
「え、なんでよ。」
WN「だって、そうなったら俺はなんのために停学になるんですかー。」
「…私と、遊び行くため!!!」
WN「…は?」
本日二回目、オッパのアホ面が見れました。らっきぃー!
「私と遊びいこ!ね、オッパぁ〜!いーいーでーしょー!?」
子供みたいに駄々をこねれば、オッパはあきれた顔でこういうんだ。
WN「…しかたないな。」
オッパのこういうとこ、私大好き!!
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作者名:モモタロ | 作成日時:2017年1月29日 13時