追いかけられる、子。【男主】 (ページ3)

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第2話ページ3

岩ちゃんサイド

こんにちわ。見事に助手席を勝ち取った岩田剛典です。
はあ…、Aさん、

『呼びました？岩田さん。』
「…へ？」
『今Aさんて、呼びました？』
「え、ゃ、その、え！？」

心の声が漏れてたパターンか！！！←

「いやなんでもないです！！」
『そうですか。』

そう言ってまた運転に集中する。

エ「あーそこそこ左！」
『はい。』

何歳なのかなぁ。
年齢、全然知らない。
けど顔が全然変わらない。
後ろを見ると直人さんが臣さんの肩にもたれかかって寝てた。

エ「あ！こここここ！」

エリーさん、こ、多いよ。

『駐車場こっちでいいんですか？』
エ「Yes!」
『はい。着きました。起きてください。』

臣さんが直人さんの肩を揺らして起こそうとする。
が、

直人「…zzz」

爆睡…w

臣「お、起きない…。」

臣さんも流石にドン引き。

『直人さん、着きましたよ起きてください。』
直人「んー、…ゃ、」

一瞬起きたけどすぐ就寝。

直己「Aさん、どうする？」
健「背負っていけばなんとかなるでしょ。」

もうみんな車から出てるのに直人さん後部座席を占領して寝てる。

『直人さーん。』

Aさんが後部座席に入って起こす。
が

「んー、Aさん…」

狙ったようにAさんに抱きつく直人さん。

臣「…∑(ﾟДﾟ)」
隆「(つД`)ノ」
健「…」
「ぇっ」
エ「(._.)」
直己「…なおと？」
直人「Aさぁん、おんぶ、…」

今にも寝そうになりながら言った直人さんに臣さんが若干切れて引き剥がそうと近付くのを直己さんが苦笑いしながらとめにかかった。

臣「…あのやろう…」
隆「…あざといっ」
直己「怒んない怒んない」
「…くそだ」
エ「口悪いよ岩ちゃん。」
健「羨まし」

結果Aさんに背負われてた直人さん。
臣さん怖かった。