続き。告白まで編。 ページ10
上の話から結構経ってます。
新垣結衣サイド
〈今度ご飯でもどうですか。〉
抑え場のない声で誘われました。
今まで何回か会ったりはしたけど。
特に最近は色恋沙汰があまりにもなさすぎたので、予定を入れました。
それに文章ではなく、わざわざ電話で誘ってくれたからかも。
『すいません、おれから誘ったのに遅れて。』
走って来たのか少し呼吸を乱しながら少し顔を赤くさせて。
「いや、多忙なのに、全然大丈夫です！」
『すいません、』
「あの、電話の通り予定、私が決めてよかったんですか？」
『はい。特に俺いいお店なんて知らないので。』
「それについてなんですけど、ご飯食べる前に、ちょっと見たいものがあるんです。」
『…見たいもの？』
そう、見たいもの。
「新しい本が欲しいんです。」
『へー、本読むんですね。』
「読みますよ！失礼ですね意外と。」
『女の人って女子会とかするもんじゃないんですか。』
「たまにしますけど、私は1人の方が多いので。」
『へー、』
「あれ、興味なさそう。」
『そんなことないですよ』
あ、笑った。
笑ったって言っても少しだけど。
本屋さんに向かって歩き出した。
てゆうか、変装してるつもりなんだろうけど、意外と身長とかで芸能人ってわかりそうだなAさん。
「Aさん、今日変装するつもりありました？」
『ありましたけど。』
「すぐわかりそうな変装ですね。」
『えー、帽子とサングラスは必須だと思ったんですけどね。』
黒のキャップに丸いサングラス。
それに裾が長めのベージュの上着に黒のスキニーパンツ。
足細っ、羨ましいな。
『結衣さんだって、よく見れば分かりますけどね。』
「本当ですか？眼鏡つけてると結構バレるんですよ。」
『それ髪型じゃないですか？』
「え？」
『ショートカットの内巻きってイメージが強いから。』
少し立ち止まって私の顔の横の髪を両耳にかけて、自分のつけてた丸渕のサングラスを私にかける。
『いいんじゃないですか。』
「…顔、近いです。」
『すいません。』
少しからかったように笑ったAさんに少し期待してもいいかなあなんて、恋愛に飢えてるなあ私。
続き。告白まで編２。→←リクエスト。新垣結衣ちゃんと出会い編。
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mikiomi(プロフ) - 別でBLの裏だけの小説作ってもらえませんか？ (2018年8月9日 9時) (
レス) id: 2843467805 (このIDを非表示/違反報告)
MEI(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます。リクエストしたいです。ライブやBLの裏を出して欲しいです！ (2017年12月16日 8時) (レス) id: 3b36acc611 (このIDを非表示/違反報告)
minim - 私も裕貴くん大好きです！むちゃくちゃ可愛い！ハイローの中でも可愛さが！ (2017年10月1日 13時) (レス) id: 298d998734 (このIDを非表示/違反報告)
みき。(プロフ) - ルルさん» 分かってくれる人がいて良かったです！本当に可愛いですよね！ (2017年9月28日 22時) (レス) id: fabdccb5fd (このIDを非表示/違反報告)
ルル - 私も裕貴くん大好きです！むっちゃ可愛いですよね (2017年9月28日 22時) (レス) id: e58f24908a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みき。
| 作成日時：2017年9月22日 21時
