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テヨン ページ6

マネヒョンサイド

社長室から二人でできた後顔見合わせるなり、Aが10センチ以上も背の低いテヨンに掴みかかった。

『おいなんだよさっきの言い訳俺が悪いみたいじゃん!』
「……悪い、つい咄嗟に、」
『大体なんなんだよ、お前とキスなんてまっぴらだ』
「A、落ち着いて!」

ユウタやドヨン、ジェヒョンなどAと仲の良い奴らが間に入る。
ユウタはテヨンをジェヒョンとドヨンは二人掛かりでAを宥める。
Aに近付いて聞いた。

「A、キスってどういうことだ?」
『雑誌で二人で出るって話だったんだけど、コンセプトが友達以上恋人未満ってやつで、どういうの撮ったりするのかはわかんねーけどカメラマンに任せるって言ってて、キスまではできるようにしとけって無理だろ!!』
「社長室の前だから静かにしろ。んー、参ったな。」

うーん、と唸る。
あ、良いこと思いついた。
この場にいるNCTを集めて一応聞いた。

「今日お前らの宿舎に暫くこいつ泊まりに行かせていい?」
『は?』
「いいじゃん、ね、A。俺Aとご飯一者に食べたいな。」
『ユウタヒョン…』

よくやったユウタ。今度飯奢ってやろう。
ジェヒョンはあまり納得いかないみたいだがドヨンは悩んだ結果頷いてくれた。
問題は当の本人で、

『ざっけんな、なんで一つ屋根の下で…本当にもうなんなの…。』

真面目に落ち込んでいる。
暫くってどのくらい、とマジで泣きそうになってるのを見て一番仲の良いジェヒョンが視線を送ってきているが笑顔で、悪い、と返してやった。

「多少の偏見と先入観で決めんなよ。な?」
『マネヒョンにはわかんないよ…』

やっぱ年相応のガキだなあと再認識した。
あー今日の脚本家との食事あいつの代わりに俺が行くのかあー。めんどくせ。

「ユウタ、頼む。」
「あ、はい任せてください!」
「今度飯奢るな。」
「え、あありがとうございます!」

そうしてNCTと共にバンに乗せられていなくなるAを見送った。はあ疲れた。

in NCT→←テヨンとご対面。2



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- 名無しさん» 正直言って、小説等となると誰かが悪く言われたり、悪くなってしまう事はあると思います。急に横から入ってきてすみませんでした。あくまで個人の意見です。 (2019年9月19日 23時) (レス) id: 1128e57cc5 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - NCTが好きで見ていたのですが、少しTWICEのモモをディスってる部分がありませんか?TWICEも好きなので少し見ていて気分が悪くなりました。 (2018年6月12日 15時) (レス) id: f59bc7c500 (このIDを非表示/違反報告)
たかのり(プロフ) - 浮気症攻め最高です!みきさん大好きです! (2018年2月4日 23時) (レス) id: d7909b0b85 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みき。 x他1人 | 作成日時:2018年1月19日 23時

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