テヨン ページ41
テヨンサイド
『寝ないの?』
着替え終わって、床に座って携帯を弄っているA。
俺のこと待ってんの?と馬鹿にするように笑うAに無言でいると、え、と驚いたような顔でこっちを見た。
「……待ってなにが悪い。」
『いや寝ろよ。』
「なんでお前に指図されなきゃいけないんだ。」
そっぽ向くとAはベッドに入ってきて俺の隣にきた。
『拗ねてる?』
「何時間前に生放送終わったと思ってんの。」
『…ごめんて。』
テヨン、と甘い声で呼んで優しく頭を撫でられる。
肩を抱かれて引き寄せられるままにAの胸あたりに頭を押し付けると笑い声をもらしながら俺を足の間に座らせて抱き締めた。
「…遅い。」
『ごめん。』
「ジュホとのGIF画出てるし」
『あ、ほんと?』
俺も検索しよ、と携帯を弄り出すAの耳に噛み付いた。
いたっ、と小さく呟くAを無視してきつく噛むと、俺の肩を叩いた。
『痛いって、本当に、……怒るよ。』
本当に声が怒ってたから口を離すと、悪い口だなー、と笑いながら俺の顎を掴む。
「そういうの女子に言えよ。」
『そろそろキャラ変えた方いいかなあ、』
「…離して」
『寝よ。俺疲れた。』
そのまま横になったAに引っ張られて一緒に横になった。
「ユンオと、なにしてた。」
『…わかってるくせに聞くなよ。』
「ユウタは?お前の名前出すたびにぎこちない動きするんだけど。」
『ユタヒョンは、わかんない。え?俺なんかした?』
絶対なんかしただろ、と見つめると、ユンオとのしか覚えてない、と首を傾げてる。
するとなにを思ったのか起き上がって、
『ちょっとユタヒョンの部屋行ってくるわ。』
「寝てたらどうすんの?」
『戻ってお前と大人しく寝る。』
その前に俺は寝てると思うけど。
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華 - 名無しさん» 正直言って、小説等となると誰かが悪く言われたり、悪くなってしまう事はあると思います。急に横から入ってきてすみませんでした。あくまで個人の意見です。 (2019年9月19日 23時) (レス) id: 1128e57cc5 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - NCTが好きで見ていたのですが、少しTWICEのモモをディスってる部分がありませんか?TWICEも好きなので少し見ていて気分が悪くなりました。 (2018年6月12日 15時) (レス) id: f59bc7c500 (このIDを非表示/違反報告)
たかのり(プロフ) - 浮気症攻め最高です!みきさん大好きです! (2018年2月4日 23時) (レス) id: d7909b0b85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みき。 x他1人 | 作成日時:2018年1月19日 23時