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相澤先生を口説く(会話だけ) ページ21

『相澤先生。』
「なんだ。」
『好きです。』
「却下。」
『でも俺に毎度こうやって資料とか運ばせるの教卓から席が近いだけじゃないですよね。』
「席が近いからだ。」


『相澤先生。』
「なんだ。」
『俺がヒーローになる上で先生を好きになることって不必要ですか?』
「そうだな。本当にヒーローになるならヒーロー基礎学、真面目にやれ。お前ならもっと取れるはずだ。」
『先生が教えてくれたら90点とります。』
「100点って言えよ。」


『相澤先生。』
「なんだ。」
『好きすぎて辛い時はどうすればいいでしょう。』
「好きな所を一個ずつあげていけばいいんじゃないか。」
『では。無駄がない、プロとして先生として尊敬できる、猫が好きな所、声、優しい、厳しい、でもやっぱり優しい』
「矛盾してるぞ。」
『先生どこ行くんですか。』
「忘れ物だ。」


『相澤先生。』
「…なんだよ。」
『俺のこと嫌いですか。』
「生徒としては優秀だ。短気なところは好きじゃないな。」
『俺のどこが好きですか。』
「普通。」
『辛辣ですね。』
「さっさと問題解けよ。わかんねえなら最初から聞けよ。」


『相澤先生。好きです。』
「そうかよ。」
『え、どこ行くんですか?』
「次の授業。」
『反対だと思いますけど、ほら八百万さんがまだ歩いてる。先生も間違えることあるんですね。』
「悪いか。」
『いいえ。歩くの早くないですか。』
「遅れる。」


『相澤先生。』
「…なんだ、んな神妙な顔して。」
『告られました。』
「………そりゃあ、よかった、な。」
『あ、ちょ、先生!』
「なんだよ」
『嘘です。先生の本音を聞きたかったので。あれですゴーリ的虚偽。』
「……」
『いたたたたたたなんで関節技』


『相澤先生、髪結んでるの色っぽいです。』
「あっそう。」
『好きです。』
「……そうかよ。」
『なんでそっち向いたんですか?え?なんで?』
「うるさいあっち行け。」
『辛辣!!』


『相澤先生。』
「……なんだよ。」
『好きな人が出来たんです。』
「……そうか。よかったな。」





『相澤先生。』
「……ああ。」
『好きです。やっぱり俺は相澤先生じゃなきゃ無理です。』
「……ああ。」
『それは肯定ですか、それともただの相槌?』
「好きだ。」
『………顔真っ赤ですよ大丈夫ですか』
「なんでお前はそんなにけろりとしてるんだ。」
『好きな人の前ではスマートでいたいからですね。』
「……うるさい」

荼毘さんに振り回される→←相澤消太に愚痴る



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ゆりと(プロフ) - あずさん» あ、ありがとうございます…! (2019年2月2日 17時) (レス) id: ed9d80a9f8 (このIDを非表示/違反報告)
あず(プロフ) - あ、あの最高です! (短い) (2019年2月2日 17時) (レス) id: 4e1fb3cea4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆりと | 作成日時:2019年1月23日 0時

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