DOPE短編集 (ページ17)

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Part5 ページ17

(RESET)

SJ「おはよう！どこか新しく痛くなってる箇所とかないよね？」
「大丈夫です...」
SJ「良かった良かった！じゃあ、朝ごはんしっかり食べてね！」

食べる気になれなかった

SJ「...食べないとかなしだよ！食べないと怪我も早く治らないから！」
「ごめんなさい、本当に食べる気ないんで」
SJ「ご飯が喉を通らないとか言っちゃう？ダメだよそんなの」
「本当にたべ...」
SJ「どうして、昨日あんなこと言ったのか分かった、でも、それと怪我を早く治すことになんの関係がある？怪我が治ったら、後悔でも何でもすればいい、でも今は、怪我を治すことだけに専念して」

この先生熱血？
なんだか、悩んでる自分が馬鹿らしくなってつい笑ってしまった

SJ「あ、笑った」
「え？」
SJ「笑顔の方が可愛いじゃん、もったいないよ暗い顔してちゃ
俺が笑顔にしてあげる」

少しドキッとした
何この人

SJ「分かったらご飯食べて！ほらっ！」

私にスプーンを渡してきた

「い、いただきます」

SJ「ここの病院食美味しいからお腹いっぱい食べてね！」

先生がそこまで言うなら少し変わってみようかな...