可愛い悪魔の子 2【リクエスト作品】 ページ7
朝ごはんを食べ終わって暫くして、クララとアズ君がやって来る。僕の後ろにいるA君を見たクララは早速A君の傍に走って来て挨拶をしていた
「入間ちがお話してたA君だ！」
『は、はい。ようこそ起こしくださいました、クララ様』
緊張した様にA君が挨拶をするとクララは目を輝かせて勢いよくA君の脇の下に両手を入れて、そのまま上へと持ち上げた
「クララー！！？」
「目がくりくり！ほっぺたまん丸プニプニ！入間ちが言ってた通りにいい子で可愛い！」
「さっきの挨拶だけで！？わぁあちょっと待ってクララどこ行くのそっち外！あーーーー！A君ーー！」
いや多分、多分だけど！クララ"様”って言われたのがよっぽど嬉しかったんだと思う！僕も嬉しかったからよく分かるよクララ！A君に言われると心がポカポカするよね！だけどでもだからっていきなり連れ去らないでー！
「何をしている貴様は！」
「アズ君…！ありがとう」
わーっと外に駆け出したクララはドアの前に立っていたアズ君に止められる。その弾みでクララの手から離れたA君はアズ君を見るとピシッと固まってしまった
「……(此奴が入間様の仰っていたAという悪魔…確かに目はくりっとしているし愛嬌のある顔立ちだが、それでも入間様の方が愛嬌はあるし素晴らしいお方だ！連れ去るならば入間様をだな…いや然し入間様を連れ去ろうものならこの私が)」
『………あ…あの…あ、ありがとうございます』
「貴様を助けた訳ではない。入間様が困っておられたから助けたのだ！勘違いをするな」
アズ君にA君は顔を俯けてお礼を言えば、アズ君は何時ものようにそう言った
「アズアズはねー、入間ちの話聞いてからA君をライバルだと思ってるんだよ」
「えっ、そうなの！？…ど、どうしよう」
仲良くなってもらえたらって思ったけど難しいかもしれない…間に入りたいけど僕はクララを押さえておかないとまたA君を連れて行こうとするかもしれないし…そう思って見ていた僕だけど、数分後にそんな心配は杞憂だったと分かる事になる
『アズ君様！もう1回、もう一度見せてください！僕も、アズ君様の様に強い魔術を使える様になっているま様をお守りできるようになりたいです！』
「そ、そこまで言うのなら仕方がないな！よし、良いだろう」
『やったぁ！！…クララ様も、一緒にみせてください！』
だって対抗心剥き出しだったアズ君をここまで丸め込んでしまったんだから…
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風船ガム - くじらさん» 朝からの癒しになって良かったです！更新頑張ります！ (9月6日 20時) (
レス) id: f0222be816 (このIDを非表示/違反報告)
くじら(プロフ) - 朝っぱらから癒やされました。更新頑張ってください…！ (9月6日 6時) (レス) @page12 id: 85541f6d4c (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - コウさん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります (9月5日 9時) (レス) id: f0222be816 (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 赤憑さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて良かったです…！ご希望に添えられていたら幸いです……是非これからもよろしくお願いします (9月5日 9時) (レス) id: f0222be816 (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - とても面白かったです！これからも頑張ってください！ (9月5日 6時) (レス) @page9 id: e3e40485f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2023年4月29日 23時
