可愛い悪魔の子【リクエスト作品】 ページ6
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『おはようございます、いるま様！』
「おはよう、A君」
僕の朝は毎日この子の声から始まる。枕元に乗ってニッコリと笑って僕を見下ろしてるのはA君。オペラさんが拾って育ててるって言ってた悪魔の子。オペラさんと同じSDになるために日々頑張ってるんだって
『本日のご予定は、朝ごはん食べて…それから……えっと…それから…？』
「うん、それから今日はクララとアズ君が遊びに来る予定だね」
『クララ様とアズくん様が遊びに来られる予定です！』
首を傾げたA君に言えばこの子は胸を張って僕の言葉を復唱する。オペラさんの様にって毎日一生懸命頑張ってる姿を見ると応援してあげたくなっちゃうんだよなぁ。起こしてくれてありがとうって頭を撫でてあげれば嬉しそうに笑顔を浮かべて……やっぱり可愛い！
『今日は1日いるま様の護衛をしてくださいってお師匠様に言われました。なので今日は1日お傍にいます！』
「ありがとー…だけどA君もやりたい事があるならそっちを優先して良いからね？」
『無いです！』
「そ、そう…なんだ」
朝ごはんを食べる為に移動してる時に言うけどA君は大きな声でそう言った。何も無いのか…そういえばA君が遊んでるのを見たことないな…
「それじゃあ、僕達と一緒に遊ぼうよ」
『…ですが、僕は』
「これは僕のお願い。A君にはクララやアズ君とも仲良くなって欲しいんだ。駄目かな？」
『ぅ…ぇと……でも』
「2人を呼んだ理由も、実はA君のことを紹介したくてなんだけど…」
A君は僕の言葉を聞いてしどろもどろとしてしまう。あの2人が遊びに行くって言ったのは僕がA君の話をたくさんしてて、会ってみたいって言ったからで…最初から誘うつもりだったんだけどやっぱりだめかな
「えぇと…イヤなら嫌で大丈夫だよ！」
『え、あ、いえ、嫌じゃありません！……そうじゃなくて…』
「この前聞いたらオペラさんは良いって言ってたよ？」
『うぇ…えと……はい。そう…あの、違うくて』
オペラさんの許可も貰ってるしおじいちゃんもOKって言ってたし…何が駄目なのかな？って思ってたらA君はモジモジとしながら僕を見上げて言った
『……アズ君様に………サイン、もらえる…でしょうか』
「大丈夫だよ！！」
そうだった。A君は僕の話だけでアズ君のことをとても尊敬しているんだった
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風船ガム - くじらさん» 朝からの癒しになって良かったです！更新頑張ります！ (9月6日 20時) (
レス) id: f0222be816 (このIDを非表示/違反報告)
くじら(プロフ) - 朝っぱらから癒やされました。更新頑張ってください…！ (9月6日 6時) (レス) @page12 id: 85541f6d4c (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - コウさん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります (9月5日 9時) (レス) id: f0222be816 (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 赤憑さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて良かったです…！ご希望に添えられていたら幸いです……是非これからもよろしくお願いします (9月5日 9時) (レス) id: f0222be816 (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - とても面白かったです！これからも頑張ってください！ (9月5日 6時) (レス) @page9 id: e3e40485f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風船ガム | 作成日時：2023年4月29日 23時
