おかえりなさいとただい魔と ページ22
sideオペラ
どうしても付き添いを外せず、Aを残し数日間邸を開けた。私もサリバン様もAを無理矢理にでも連れて行こうと考えてはいたが、あの子が頑なに留守番をすると言って聞かないので仕方なく置いて行った
サリバン「A君たっだいまー!いい子にしてたかい、お留守番ちゃんと出来たかな!」
「ただいま戻りました」
『サリバンさま、おししょーさま!おかえなさい!』
なるべく早めに予定を終えた私達が邸に戻れば、Aは万遍の笑みを浮かべ私の足元へと駆け寄って来る。小さな手で私のズボンの裾を掴み額を押し付ける仕草は甘えたいという合図…持っていた荷物をその場に置きAを抱き上げれば幼い顔に一等嬉しそうに笑顔が浮かぶ
「…いい子にお留守番出来ましたか?」
『できた!』
「偉いですね。頑張ったお前にお土産を買って来たので開けても良いですよ」
『おみやげっ!』
横に置いた紙袋を指差し言えばAの興味は直ぐに其方へと移り代わった。おろして欲しいと言わんばかりに足をパタつかせ紙袋へと手を伸ばすAに落ち着きなさいと声をかけ降ろしてやれば、紙袋の中身を確認し始めた。サリバン様はそんなAの傍に屈み込み「お土産なにかな〜、楽しみだねぇA君」とニコニコと笑顔を浮かべている
2人の残し、邸の中へ足を進めて行けば、邸の中には本来いるはずの無い悪魔達が廊下に倒れていた。その様は正に死屍累々…一番近くに倒れていた悪魔の肩を軽く叩き起こせばその悪魔はゆらりと起き上がり、かと思えば「はぁあ」と息を吐き壁へともたれかかってしまった
ダリ「やっと帰って来てくれた…おかえりなさい」
「はい。Aの事を見ていて下さりありがとうございました」
ダリ「その事について少し話したい事がありまして……理事長はお帰りではないですかね」
「サリバン様なら玄関先でAと共にお土産を開けています。話したい事というのもあの方なら多少把握しているでしょう。話は私が聞きますので今ここで教えて頂けますか」
この悪魔が話したい事は十中八九、あの子に関することでしょう…私が言えば彼は少し躊躇った後に重く口を開きこの数日で起きた事を事細かく説明してくれる。申し訳ない、と謝罪を述べた彼に私は謝罪は受け取るが責めるつもりは更々ないと伝え、1つの質問を投げかけた
「あの子の召喚に"応じた"理由はなんですか?」
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だいぶ前からネタに詰まっている挙句…文は迷走し始めて、途方に暮れております
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風船ガム - くじらさん» 朝からの癒しになって良かったです!更新頑張ります! (9月6日 20時) (レス) id: f0222be816 (このIDを非表示/違反報告)
くじら(プロフ) - 朝っぱらから癒やされました。更新頑張ってください…! (9月6日 6時) (レス) @page12 id: 85541f6d4c (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - コウさん» ありがとうございます!これからも更新頑張ります (9月5日 9時) (レス) id: f0222be816 (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - 赤憑さん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて良かったです…!ご希望に添えられていたら幸いです……是非これからもよろしくお願いします (9月5日 9時) (レス) id: f0222be816 (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - とても面白かったです!これからも頑張ってください! (9月5日 6時) (レス) @page9 id: e3e40485f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風船ガム | 作成日時:2023年4月29日 23時