い _ V ページ5
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「あ、A?!お前、もう怪我は平気なのか?!」
トイレへ行くと嘘を付いたAはマフィア内をただ歩いていた、何も考えずに。
歩いていたら、マフィア一の体術使い中原中也にばったり会った。
「嗚呼、中也。…
ピースサインを向ける。
「…そうか」
苦笑いをした。
中原は見逃さなかった。
二年程、近くに居れば判る。
Aは嘘を付くときに間を空け、頬を三回掻く。
それが今、目の前で起こった。
だが、中原は強く追及しない。
無理に笑う時はそっとしておいた方が良いのが経験上判る。
今は、
中原はそう思い、Aに云った。
「じゃ、俺、姐さんの処に行かなきゃいけねぇから。また後で話そうな!!」
「うん！姐さんに宜しくって伝えといて!!」
Aは中原が見えなくなるまで其の場に立ち
「あぁあ、中也にバレちゃったか…」
Aは乾いた笑いをした。
＿＿君は異能その物になってしまった。
森の言葉がAの頭の中を駆け巡る。
太宰が如何してAにあんな態度を取ったのかを、Aは知っている。
森が云っていた。
＿＿太宰君には君が知らない
その言葉を
そしたら案の定、太宰は避けた。
Aは自分からやったのに胸が痛くなった。
きゅぅって。
ああ、もう触れないのか、と実感したら涙が零れそうになったのだ。
から、医療室から直ぐに出てきた。
「…これから如何しよう、、」
昼間にも関わらず、空は黒かった。
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結愛 - ……おさむんの夢主を思う気持ち伝わって泣けた。うん (2023年2月28日 22時) (
レス) @page3 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち(プロフ) - なんか泣けました。サイコー( ；∀；) (2020年4月18日 0時) (レス) id: b9064fdf81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遠藤氏 | 作成日時：2020年4月13日 10時
