Hurry up! -Daiki.A- (ページ34)

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＊Ep.34 ページ34

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薮「やっほー。」

大「薮君！と……伊野ちゃん!?」

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慧「何だよ、俺がいちゃ悪いの?」

大「そうはいってないけど…」

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薮「つーか、上半身裸。」

慧「きゃー、大ちゃんのえっちー。

いやらしいことでもしてたのね。」

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大「バ、馬鹿っ!!Aに聞こえるだろーが///」

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俺はAに服を着るように合図して、

リビングのドアを閉めた。

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慧「だって事実したんでしょ?」

大「それいわないとダメ?」

慧「はぁ、大ちゃんだけずりぃ。俺もしたーい!」

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薮「馬鹿なこと言ってんな。

こんなくだらないこと言うために来たんじゃないだろ。」

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薮君はそういうと、一枚の紙を俺にくれた。

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大「えっ…これって…?」

薮「何かそういうことみたいだよ。」

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薮君はそういうと、にっこりと笑った。

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慧「せっかくの俺の就職先が、大ちゃんのせいでまた一つ減ったし。」

薮「大ちゃんどうこうじゃなくて、お前には無理だから。」

慧「薮、ひどーい!」

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薮「事実を述べたまで。じゃぁ、お嬢様にもよろしく。

こいつは学校にきちんと届けておくから。」

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慧「えっ…それだったら、大ちゃんもでしょー。」

薮「大ちゃんはいいんだよ。」

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そういうと、二人はカップルのように帰っていった。

ちょっと、この表現…危険すぎるな。

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あ「大貴、誰だったの?」

大「あ、薮君と伊野ちゃん。」

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あ「よかった…」

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涼介でなかったことにほっとして

安堵の溜息をもらすA。

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大「ねぇ、A。」

あ「ん?」

大「戻ろうか、家に。」

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あ「えっ…だって、そんなことしたら大貴と離れ離れ…

ついさっき、離れないって約束…」

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