Hurry up! -Daiki.A- (ページ15)

今日:10 hit、昨日:16 hit、合計:131,453 hit

＊Ep.15 ページ15

＊

＊

＊

・

・

・

・

涼「好きですよね、Aのこと。」

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

大「だとしたら?」

・

・

・

・

・

・

・

・

・

涼「そんな感情抱いて空しくない?

俺と付き合ってるの目の当たりにしてさ…」

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

勝ち誇ったような目で俺を見てくる涼介。

少し苛立ったが、俺はそれを抑えて…

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

大「逆にそっちが虚しいんじゃない?

本当に愛されてるのは自分じゃないってわかってるから。」

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

喧嘩を売り返してやった。

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

大「Aが本当に好きなのは俺だよ?

アイツは最終的にお前じゃなくて、俺を選ぶ。」

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

傷ついて、俺の胸に飛び込んでくる。

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

涼「よくそんなこと言えるな。執事のくせに…

つーか、Aと俺は離れられないよ。

・

・

・

・

・

・

例え、Aが執事であるお前を選んだとしても、

それは許されないことだろ?

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

それに、アイツは彼女であり俺の婚約者。

執事なら聞いてるんじゃないの、お父様に。」

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

涼介はそういうと、俺の肩に触れた。

だから、俺はその手を振り払い…

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

大「そんなの…俺には関係ない。

二人の関係も、婚約も…全部全部…

・

・

・

・

・

・

・

・

・

A次第なんだよ。

・

・

・

・

・

・

・

・

はっきりしてるのは…

・

・

・

・

・

・

お前とは

・

・

・

・

・

・

・

・

・

涼介とはAは幸せになれない。」

・

・

・

・

・

・

・

・

・

・

涼介にそう吐き捨てると、俺は教室に戻った。

・

・

・

・

・

・

・

・

・

涼「あの執事…潰してやる。」

・

・

・

・

・

・

・

・

本格的に歯車が動きだし…

狂い始めた。

・

・

＊

＊

＊

涼介君、悪役キャラになってしまいましたね。

すいません。