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『ぼくは反対だ』
ハリ「でも、A、賢者の石がヴォルデモートの手に渡ってしまうかもしれないんだよ?」
『だとして、厳しく言わせてもらうけど、君に何ができるんだい?
相手は闇の帝王の眷属なんだよ?
まだ毛が生えたばかりの君が、熟練の魔法使いに勝てるのかい?
もし、罠をすべてパスしたとしても、君に待っているのは最悪"死"だ
一度、君がヴォルデモートを退けたというけど、それは正々堂々の魔法使いの決闘だったのかい?
その時の君はまだ赤子だろう?
その状態でヴォルデモートを退けれた要因があるなら、何らかの守護がはたらいたとしかいえないんだよ
今、君がヴォルデモートと決闘をして100%彼に勝てるという確信はあるのかい?』
Aにぼろくそに言われ、ハリーは黙ってしまう
『これはきみのために言ったんだよ。
ね!ここは先生達に任せて、僕らは『石』の無事を祈ろうよ』
Aはそう言い、夕食をとりにいった
残されたハリー達は顔を見合せ
とある決心をした
そして就寝の時間が刻一刻と迫り、寮生が各々の寝室に戻っていった
Aはネビルと共に談話室に居残った
ネビルの手には今にも逃げ出しそうなトレバーががっしりと掴んでいた
ネビ「A、ハリー達は来るのかな・・・」
ネビルは不安げに言った
『わからないよ。でも念のためだよ』
ネビ「うん」
すると、誰かかが階段を降りてくる気配を感じた
ハリー達だった
ネビ「君たち何をしているの?」
ハリーは背中に何かを隠した
ハリ「何でもないよ、A、ネビル」
『忠告したよね、危険だから、じっとしていようって』
Aは後ろめたそうな三人の顔を見た
ハー「違うわ。私たち、なにもしないわよ。A、ネビル、もう寝たら?」
『君たちが寝たら、僕も寝るよ』
ハーマイオニーは降参したように言った
ハー「わかったわ。もう寝るわよ」
三人が階段へ戻っていくのを見届けた
Aも寝室に戻ろうとしたとき
トレバーがネビルの手から脱出した
なかなか捕まえられないので、Aも手を貸すことにした
しかし、そこをつかれてしまう
ハー「ペトリフィカス トタルス(石になれ!)」
Aは体が石になったかのように動かなくなった
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あんみつ(プロフ) - 失礼になってしまうかもしれませんが、ペトリフィカストタルスはフィニートで終わらせることが出来ます。どうしてもあそこまで優秀な夢主くんが知らないと思えなくて別の魔法を使ったのが違和感で… (4月1日 20時) (レス) @page10 id: 8881878887 (このIDを非表示/違反報告)
くーりっしゅ(プロフ) - 楽しいお話を作って頂き本当に感謝です!!更新待ってます!! (2021年9月11日 2時) (レス) id: bd1c826d17 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - この作品はもう更新しませんか?更新楽しみなので、これからも頑張ってほしいです! (2021年6月16日 13時) (レス) id: 560535467e (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 因みに【セクタムセンプラ】は敵に対してしか使用できません。一般的なのは【ディフィンド】で、こちらは人も物も切り裂くとこが出来ますよ。 (2021年4月21日 7時) (レス) id: 42b85378fd (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - すごい今更なのかもしれませんが一応言っておくと...p23/番外編 双子の受難4でフレジョがセクタムセンプラを使用していましたが、あの呪文はスネイプ先生が学生時代に自分で作ったもので、2人がその呪文を知るのはもっと先の話です。(参照:謎のプリンス (2021年4月21日 6時) (レス) id: 42b85378fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朝露 | 作成日時:2020年12月17日 12時