黒の魔法使いの継承者 ２

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「グリフィンドールッ！！」


ホグワーツについて、新入生の組分けの儀式が行われているのだが、ハリーやロンが見当たらない

ハーマイオニーやネビルも汽車で彼らに会っていないらしい


ハー「スネイプ先生もいらっしゃらないわ」

『珍しいね、スネイプ先生が欠席なんて』


するとフレッドとジョージ、パーシーが神妙な顔をして手洗いから戻ってきた


ハー「どうしたのよ、そんな顔をして」


パー「なんでもないよ」

フレ「ほら、我が妹だ」

ジョ「Aは会ったことあるよな」


『うん』


今組分け帽子を被っている赤毛の少女
ジニー・ウィーズリーだ
赤毛並みに顔も真っ赤で、恥ずかしそうに下を俯いている


「グリフィンドールッ！！」


帽子が叫ぶと、ジニー
駆け足でグリフィンドールのテーブルにやってきた

フレッド達ははしゃぎたて、パーシーはこころよく迎え入れた


『やぁ、ジニー
久しぶりだね。元気だったかい？』


ジニ「・・・・・・はぃ、元気でした///」


ジニーは今にも消え入りそうな声で答えた
ジニーの顔は更に真っ赤になった

ハーマイオニーは「あぁ、この子もか」という目でみている


『君にまた会えて嬉しいよ。どうだい？隣で食事でも』


ジニ「ひうっ///ぃ、ぃぇ、ご遠慮しておきます・・・・・・では、また」


ジニーはその場から逃げていくように一年生のもとにいった


『あーあー、断られちゃったな』


ハーマイオニー達に向き直ると、ハーマイオニーをはじめ周りから呆れられた視線を向けられた


ハー「はぁ・・・・・・ほんと、貴方ってどこまで鈍感なの？」


『え？どうして？』


ハー「そのまんまの意味よ」


ハーマイオニーの言っていることに同調するかのように周りも頷く


フレ「まぁ、でもAとジニーがくっついてくれればこっちは願ったり叶ったりだしな」


ジョ「ママやパパも喜ぶぞ、これは。
明日はお赤飯にしなきゃ！」


パー「優等生で名家のAならば文句はないな」



『だから、どういうことなの？』

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