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嘉神―…年上男s…性((かなたん様リク) ページ39

「ちっ、かいです・・・!!」


「んー、そうかねぇ?」



現在の、嘉神さんとの距離


数センチ



「い、いきなりどうしたんですか・・・」


「ええ加減、気づかんかのぅ」


「な・・にがです?」


「距離でわからんか」



こつ、とおでこがあたり


いよいよ距離はゼロ


私の後ろは木で、手首も掴まれてるし・・・逃げらんない。



「わ、分かんないです」



正直に言うと、嘉神さんはぺろりと舌をだし笑った


もういろいろと混乱している私はこれから何が起こるなんて分からない



「仕方ないのぅ」



・・・その気持ちを見透かしてか、何が起こるか教えるように



「ジッとしちょれ」



ちゅ


と音を出してキスをした



「―――!!!??」



離れた嘉神さんの顔を見て、私はいよいよ訳が分からなくなる


・・・一方の嘉神さんは、大人の余裕なのかギザギザの歯を見せて笑っていた


そして子ども扱いするように頭を撫でた



「あ、あの・・・?」



混乱しつつも


口から出す言葉も見つからないまま声をかける



「あ?なんじゃ」



頭に手を添えられたまま。


嘉神さんは、私が口を開く前に言葉を続けた



「触れるだけじゃあ、足りんじゃろうか?」



口角をあげると私の顎に手を添えた



「へっ、あ・・・なぁっ・・・!?」



どんどん近づく顔に、私の心拍数はあり得ないくらいに上がっていく。


そして、なんでか



「な、直人ストップ!!!」



名前を叫んだ。


・・・それには嘉神さんも驚いて、近づくのが止まった



「い、いや今のは、そのぉっ」


「・・・」



驚いた顔をした嘉神さんだったが


私の慌てる姿を見てか、クスリと笑った



「ええねぇ」



その言葉に疑問を持つが、問う事は出来なかった


嘉神さんの腕が腰に回り、顔がまた近づく



「もう一回、しようよ?僕と。


・・・ええじゃろう?A」



不敵な笑み


・・・私に断る勇気も、理由もなかった。

天火―…ぐーたらぷろぽーず。((かなたん様リク)→←またまた宣伝失礼します



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crrrr - 何度も読ませて頂いておりましたが、数年経ってまた読みたくなりまた読ませて頂いています。大好きです! (2022年7月10日 2時) (レス) @page1 id: 960a6975c5 (このIDを非表示/違反報告)
RINN - 次は激ピンクの作品が読みたいです! (2018年10月7日 7時) (レス) id: b532f9f747 (このIDを非表示/違反報告)
にょんすけ - いえいえ〜、全然大丈夫ですよ!むしろよかったです^_^ニヤニヤしながら読んでましたwwリクエスト答えてくれてありがとうございました! (2014年11月9日 23時) (レス) id: 91ca37a4af (このIDを非表示/違反報告)
不雲綺(プロフ) - にょんすけさん» 作成させていただきましたが、なんか甘やかしているって感じが出てないかもしれません…!すいません (2014年11月9日 21時) (レス) id: 30ec80f3f5 (このIDを非表示/違反報告)
不雲綺(プロフ) - にょんすけさん» いえいえ、こちらこそすいません。了解です!書かせていただきます! (2014年11月9日 14時) (レス) id: 30ec80f3f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:不雲綺 | 作成日時:2014年7月31日 10時

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