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pop.11 ページ12

オーシャンside

信じられない
1人の女の子に寄ってたかって石を投げるなんて

オーシャン「ホント最高にポップじゃないよね、数人がかりで女の子に悪口浴びせたり石投げたりって。」
「何だよお前、こいつの味方すんのかよ…」
「馬鹿じゃねーの?」
エイトフット「あぁ?」
「お前らこいつのひれ見てみろよ。」
『…。』
オーシャン「黒だけど、それが何か問題なの?」
「こいつは不吉な女なんだよ。」
「黒い尾ひれは呪われた証だって言うじゃねーか!」

僕は掴んでいる手の力を更に強くする。

オーシャン「そんなのどうでもいいよ。第一そんな事聞いたこともないね。不吉だから何?だからって石とか投げていいわけ?ねぇ。」
「…ッ。」
エイトフット「おいオーシャン、そろそろ離さねぇと死んじまうぞ、ソイツ。」
オーシャン「あぁ…そうだったね。」

僕はそいつの首をぱっと離す。

エイトフット「2度と現れるんじゃねぇぞ、いいな?」
「ッチ…行こうぜ。」

そのままあいつらはどこかへ消えていった。
けど立ち去る時に叫んでいるのが聞こえた。
お前らにも災いが降りかかるぞ…と。

オーシャン「大丈夫?」
『…。』

Aの体は傷だらけだった。
あちこちアザもできている。

オーシャン「とりあえず、傷の手当を…」

Aの手を取ろうとしたけどパチンっと払われた。

『…何で。』
オーシャン「え…?」
『何で助けたんですか。』
エイトフット「何だよ、助けちゃ悪ぃのかよ。」
オーシャン「ちょっとジョー。」
『…あなた達はホントに何なんですか?何が狙いなんですか?』
オーシャン「狙いって…。」
『私を助けてどうするんですか、なんの意味があるんですか。』
オーシャン「別に、僕達はただAと仲良くなりたいだけだよ。」
『…は?』
オーシャン「仲良くなって、一緒におしゃべりとか…遊んだりしたいだけなんだよ?」
『…本当にわけが分かりませんね、私に関わらない方が良いって何度も言っているのに。』
エイトフット「別にいいだろ。俺達はただ俺達のやりたい事をしてんだよ。そんなのお前が決める事じゃねぇだろ。」
『…。』

Aはぷいとそっぽを向いてしまう。
また…怒られちゃうかな?

『…私と関わって不幸になっても、知りませんからね。』
オーシャン「!…うん!」

やったよ!
Aに認められたよ!!
これからは一緒に遊べるね!

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(プロフ) - 続きざとても気になります(>_<)更新楽しみにしてます!(´;ω;`) (2018年10月6日 22時) (レス) id: 257f80517e (このIDを非表示/違反報告)
のの58(プロフ) - 更新、楽しみにしてます!(o^−^o) (2018年1月15日 6時) (レス) id: 42f2b09b38 (このIDを非表示/違反報告)
坂田銀糖(プロフ) - ぎゃん可愛いです!!エイトフットさんもオーちゃんも!癒しをくれる小説です!そして書いてくださる作者様も素晴らしいです!応援してます!頑張ってくださいね! (2017年6月3日 7時) (レス) id: 357326128b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫烏 | 作成日時:2016年12月20日 18時

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