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Aside
外は寒かった、幻想的な森に囲まれ大きな湖もある
A「帰り道…わかんない…」
そもそもこのまま屋敷に帰っていいのか、自分の家…売られる前の所には戻りたくもない、そんな事を考えているうちに非情にもお腹は鳴る
A「……お腹、すいたな」
食べても吐いてしまうのに食べなければお腹は鳴り続ける、胃酸の臭いが気持ち悪い、湖までの道は覚えていた為そこで口をゆすぐ
A「…寒い」
涙も出てきた、今までの感情が溢れ出して来たかのように大粒の涙が頬を伝う、いっそこのまま…なんて思いもしたがいざとなるとやっぱり怖い………きりやんさんには悪い事をした、見つかれば首が飛ぶだろうか、どうしよう、どうしよう…居場所がなくなった、1人で道に迷い帰る家も無ければ食料も無い…あっても無意味だけど…
kr「…こんなとこでな何やってんの」
ふと頭上から声がかかる
A「あ…ぁ…」
彼は少し先に見える私の吐瀉物を見ていた、終わった
kr「…やっぱ美味しくなかった？」
悲しそうな顔で問われる
A「いっ…いえ！」
kr「無理に食べさせたかな…苦手な物くらい聞けば良かったかもな、俺が悪かった…ごめんな」
どうして謝るのか、険悪な存在であろうに、なぜ気にかけるのか
kr「冷たくあしらったのも申し訳なかった、酷く当たれば君がここを逃げ出しやすくなるかと思ったんだ…」
急に親と別れてこんな所に居させられるのも嫌だろうと
A「図々しいかも、しれませんが…私はとても居心地がよかったです、現に言葉ではああ言うものの皆さんが手を上げることはしませんでしたし……家に戻っても…別に…」
最初は疑ってたけども…
kr「…そうか、居たけりゃ居ていいし出ていきたい時に出ていけばいい、ご飯もゆっくり慣らしてけばいいし辛かったら言え」
初対面の面影は最早なかった、彼は本当に優しい人だった、疑っていた事が申し訳ない
A「ありがとう…ございます、」
kr「チビ1人の世話くらい余裕でこなすのがきりやん様だからな、ほら帰るぞ、寒いだろう」
羽織ものを渡されて手を引かれて帰る
kr「ぶるーく、」
帰れば目が真っ赤になったぶるーくさんがいた
br「逃げられたと思った…」
kr「ちゃんとこいつの事知ってやれよ？」
…ぶるーくさんに抱きしめられてくるしい、でもくるしいのに暖かい
不思議な感覚だった
___
お気に入り登録者が200超えてる…え…？ありがとうございますほんと…
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mahoratami-WT(プロフ) - ﾌｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫ！！((ww やばい！え、やばい！！ww((語彙力無 『男数人で見守る光景も中々よ』のとこ想像して笑いましたwこれからも無理せず頑張って下さい！ (2022年1月16日 23時) (
レス) @page42 id: 87c639ac9e (このIDを非表示/違反報告)
しーくれっつ(プロフ) - mahoratami-WTさん» ふて寝します🙃 ありがとうございます❣️ (2022年1月8日 2時) (レス) id: 4a2295a023 (このIDを非表示/違反報告)
mahoratami-WT(プロフ) - あーデータ吹き飛ぶと台パンしたくなりますよねわかりますw 無理な知らず頑張って下さい (2022年1月6日 11時) (レス) @page37 id: 87c639ac9e (このIDを非表示/違反報告)
しーくれっつ(プロフ) - mahoratami-WTさん» もっとドキドキさせたい欲が😇がんばります！！よければ見てって下さい💓 (2022年1月5日 4時) (レス) id: 4a2295a023 (このIDを非表示/違反報告)
mahoratami-WT(プロフ) - 更新お疲れ様です！brさんのアタックすごいっすねぇ(´∀`〃 )なんかこっちまでドキドキします！これからも無理せず頑張って下さい！失礼しました (2022年1月5日 3時) (レス) @page35 id: 87c639ac9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しーくれっつ | 作成日時：2021年12月7日 1時
