続・愛してる-donghae-2 (ページ19)

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♪♪♪

おいしい料理も食べ終わり、久しぶりのお酒にホロ酔い気分でグラスを傾けていると、カバンの中からメールの着信音が鳴り響いた。

きっと荻野さんからだろう。
そう思うと、一気に酔いがどこかへと吹き飛び、グラスを置いた。

「Aどうした？」

そんな私にドンへが、私の顔を除きこみながら聞いてきた。

「ん？何が？もう一杯おかわりしようかな。」

私は不安な気持ちを悟られないように、あえて明るくワインのおかわりをねだった。

ドンへがグラスにワインを注いでくれると、そのグラスを持ち窓際へと移動した。

「きれい～。ドンへも来てごらんよ。」

窓の外にある大きな木には色とりどりの電飾が施されていた。

「本当だ。」

後ろからふわりと優しく、ドンへが抱きかかえるように私の腰に両腕を
回してきた。

「ドンへ、今日は本当にありがとう」

「本当にごめんな。最近、元気が無かったから。何かあった？」

私の肩に顎を置くと、心配そうに聞いてきた。

「何もないよ。」

♪♪♪

私は明るく答えると、またメールの着信音が鳴った。