超えてはいけない一線【DH】 ページ34
関係者だけで開かれた食事会のﾊﾟｰﾃｨｰを終えた後のことだった。
その日は他のﾒﾝﾊﾞｰの仕事も忙しく、俺につくﾏﾈｰｼﾞｬｰはいなかったから
自分の車で帰ろうとすると、ｼﾞﾆのﾏﾈｰｼﾞｬｰがいないことに気づいた。
DH『ｼﾞﾆ、ﾏﾈｰｼﾞｬｰさんは?』
ｼﾞﾆ『今日は風邪でいないの、ﾀｸｼｰで帰らなくちゃ…』
DH『送ってくよ。』
いつもAを乗せていた助手席にｼﾞﾆを乗せ、ﾏﾝｼｮﾝまで車を走らせた。
〜〜、、
DH『はい、ｼﾞﾆお疲れ。ﾏﾈｰｼﾞｬｰさんによろしくね』
ｼﾞﾆ『ｵｯﾊﾟ、』
DH『ん?』
ｼﾞﾆ『ちょっと、上がっていきませんか?』
DH『…いや、今日は遅いし…』
ｼﾞﾆ『少しだけ、少しだけでいいから、、、ね?』
共演者とはいえ、Aという存在がいる以上
できるだけ女性の自宅に入るのは抵抗があったけど…
少しだけならと、ｼﾞﾆの強引さに折れた。
"ｶﾞﾁｬ―"
DH『お邪魔します』
ｼﾞﾆ『どうぞ^^』
ｼﾞﾆの部屋はとても大きく、
壁やｶﾞﾗｽｹｰｽには輝かしい数のﾄﾛﾌｨｰや賞が並べてあった。
ｼﾞﾆ『ｺｰﾋｰでよかったかな?』
DH『あぁ、うん…ありがとう。』
静かな部屋に、ｺｰﾋｰの香りだけが漂っていて…
2人の間には少しの沈黙が続いた。
ｼﾞﾆ『…ﾊｧ。』
黒いﾄﾞﾚｽ姿のｼﾞﾆは、俺の座っているｿﾌｧｰへとゆっくり近づいて
ｺｰﾄを脱ぎ、結んでいた髪を下ろしてため息を漏らした。
DH『ｼﾞﾆ?』
ｼﾞﾆ『ﾄﾞﾝﾍｵｯﾊﾟ、こういうﾄﾞﾚｽ…好きでしたよね?』
胸元の開いた…ｽﾘｯﾄの入っているﾛﾝｸﾞﾄﾞﾚｽ。
Aが誕生日ﾊﾟｰﾃｨｰの時に着ていたﾄﾞﾚｽの形に似ている。
ｼﾞﾆは、俺の上をまたぐようにしてｿﾌｧｰに膝をついて
俺の首できつく締まっているﾈｸﾀｲに手をかけた。
そして、俺の顎をｸｲと持ち上げ目を閉じて…
"ｸﾞｯ―"
DH『…ｼﾞﾆ、ごめん。』
ｼﾞﾆ『…。』
俺がそっとｼﾞﾆの肩を押し返すと、ｼﾞﾆは静かに目を開けた。
ｼﾞﾆ『私…ﾄﾞﾝﾍｵｯﾊﾟの事ずっと…っ』
DH『…ごめんな。』
どんなに綺麗なﾒｲｸをしても、
どんなに胸元の開いたﾄﾞﾚｽを着ても、
今俺が魅力的だと感じるのは…
世界中でただ一人だから…
ただ一人、Aだけ。
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ゆぅちる(プロフ) - なつきさん» お返事遅くなって申し訳ないです！いつも待たせてしまってごめんなさい・・・泣 これからも頑張りますので、よろしくおねがいします！ (2015年1月29日 18時) (
レス) id: d26edd5f22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅちる(プロフ) - ひーさんさん» お返事遅くなりました、すみません泣 楽しみにしてくださってありがとうございます！たくさん更新するので、これからもっと大好きになってください〜！＾＾ (2015年1月29日 18時) (レス) id: d26edd5f22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅちる(プロフ) - ハマさんさん» お返事遅くなってすみません！お待たせして本当にごめんなさい、それとありがとうございます！これからも頑張ります！応援よろしくおねがいします〜！ (2015年1月29日 18時) (レス) id: d26edd5f22 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - はじめまして^ ^いつも楽しみにしています！がんばってくださいね♪ (2015年1月4日 13時) (レス) id: 35f287b6e5 (このIDを非表示/違反報告)
ひーさん(プロフ) - 更新ありがとうござます。とっても楽しみにしてました(^-^)この物語の主人公がどの小説より好感が持てて大好きです。 (2014年12月19日 22時) (レス) id: 66bd5e62a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海李 | 作成日時：2014年11月10日 20時
