あの場所で【YOU】 ページ23
『わ〜綺麗〜!!』
DH『うわ、寒い…』
車を降りると一気に冷える体。
空にはたくさんの星。
『ドンヘ!オリオン座が綺麗に見える!』
DH『どれ?』
『ほら、あそこあそこ!』
DH『あ、あの四角形の?』
『そうそう…』
ベンチに座って、2人星空を眺めた。
数か月前、私たちが結ばれたこの場所…。
"―でも、俺は・・・知優の笑顔の・・・幸せの理由でありたいんだ―"
"―A、約束する。俺Aから離れない、離さない―"
ああ言ってくれた時…
本当に嬉しかった…
DH『A?』
『…ん?』
ドンヘが私の手をギュッと握ってこっちを向く。
少し首を傾げるドンヘがとてもかっこよくて、やっぱりドキッとしてしまう。
DH『今、何考えてた?』
『んー、たぶんドンヘと同じこと。』
DH『…俺もそう思う^^』
"ギュッ―"
ドンヘが私の肩を抱き寄せて、そのまま私を包み込む。
耳にあたる胸からはドクン、ドクンとドンヘの鼓動が聞こえてくる。
DH『…愛してるよ。』
静かに言ったドンヘは、とても優しい顔をしていて
"愛してる"っていう言葉がこんなにもあったかいものなんだって…
初めてそう思った。
『私も、ドンヘを愛してる。』
そう言うと、ドンヘは私の頬に手を当ててそっとキスをした。
唇が離れるとなんだかお互い照れくさくなって笑みがこぼれた。
2人きりで空を見上げているこの瞬間は、
立場や周りからの目…誰にも邪魔されることのない、2人だけの時間。
ずっと…こうしていたい。
このまま時が止まってしまえばいいのに…
この先、私たちはどうなるんだろう。
いつか…この幸せから離れなくちゃいけない時がくるのかな。
もしそうなら…
永遠なんて言わない、
死ぬまでなんて言わない。
せめて今だけは、
この瞬間だけは…隣にいたい。
今は、貴方だけを見ていたい。
今は、私だけを見ていてほしい。
こうして、愛し合っていたい…。
DH『もうそろそろ車入ろう、風邪ひくから…。』
『うん。』
〜〜
"―バン、、"
『今日ありがとう、すっごく楽しかった。』
DH『俺も、久々にいろんなとこ行けたし…』
『うん、それじゃ…またね^^』
DH『おやすみ。』
"チュッ―"
王子様のように、私にキスを落とすとドンヘは車のドアをしめて手を振った。
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ゆぅちる(プロフ) - なつきさん» お返事遅くなって申し訳ないです!いつも待たせてしまってごめんなさい・・・泣 これからも頑張りますので、よろしくおねがいします! (2015年1月29日 18時) (レス) id: d26edd5f22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅちる(プロフ) - ひーさんさん» お返事遅くなりました、すみません泣 楽しみにしてくださってありがとうございます!たくさん更新するので、これからもっと大好きになってください〜!^^ (2015年1月29日 18時) (レス) id: d26edd5f22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅちる(プロフ) - ハマさんさん» お返事遅くなってすみません!お待たせして本当にごめんなさい、それとありがとうございます!これからも頑張ります!応援よろしくおねがいします〜! (2015年1月29日 18時) (レス) id: d26edd5f22 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - はじめまして^ ^いつも楽しみにしています!がんばってくださいね♪ (2015年1月4日 13時) (レス) id: 35f287b6e5 (このIDを非表示/違反報告)
ひーさん(プロフ) - 更新ありがとうござます。とっても楽しみにしてました(^-^)この物語の主人公がどの小説より好感が持てて大好きです。 (2014年12月19日 22時) (レス) id: 66bd5e62a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海李 | 作成日時:2014年11月10日 20時