恋の音＜3＞

予感【EH】 ページ2

EH『えっ、ﾊﾞﾚたの?』


LT『…週刊誌にﾀﾚｺﾐがあったらしい。』


SM『写真なしのﾀﾚｺﾐだけで記者が動くなんて…』


HC『それくらい俺たちの地位があるってことじゃねーか？』


KI『自分でいうかそれ。笑』




…おかしい。


ﾄﾞﾝﾍが日本に行っていることを知っているのは



ﾒﾝﾊﾞｰとﾏﾈﾋｮﾝとｲｽﾏﾝ先生。


ﾏﾈﾋｮﾝやｲｽﾏﾝ先生が他言するとは思えないし…



じゃ、ﾒﾝﾊﾞｰが誰かに言った？


いや…ﾄﾞﾝﾍが日本に行くことを公表して得がある人なんていないよな。



逆に、公表して得がある人って…。


…ﾌｧﾝ?


でも、ﾌｧﾝならSNSに公表して記者に伝わるのが自然な流れだよな。



写真がないってことは…


日本にいる情報は知っているけど、ﾄﾞﾝﾍの姿はみていないという事か?


じゃあ、どうやってその情報を知ったんだろう。



記者もなんでそんな根拠のないﾀﾚｺﾐだけで記事にしたんだろう…。




KI『Aのことはﾊﾞﾚてないんだろう?まぁ、ｾｰﾌってこといいだろ。』


SM『う〜ん、心配だなぁ。』


YS『なにもないといいけどな。』




ﾒﾝﾊﾞｰはそれぞれ部屋に戻って行った。



ﾘﾋﾞﾝｸﾞに残ったｲﾄｩｸﾋｮﾝと俺。


ｲﾄｩｸﾋｮﾝもまだふに落ちないようで。




EH『ねぇﾄｩｸﾋｮﾝ。』


LT『ん?どうした?』


EH『ﾀﾚｺﾐが入ったところって1件だけだったの?』


LT『いや、3件くらい…だったかな?そう聞いたけど。』


EH『ふぅん…』


LT『気になることでも?』


EH『いや、何でもないですよ^^』




俺はﾄｩｸﾋｮﾝにｺｰﾋｰを入れて部屋に戻った。




ん〜。。。


どうも気になるな…。




"ﾄﾝﾄﾝ"



RW『ﾋｮｸﾋｮﾝ…』


EH『お、ﾘｮｳｷﾞ。』


RW『ﾄﾞﾝﾍﾋｮﾝのことで…ちょっと。』


EH『ん…?』


RW『じつは…』




EH『それ、本当か?』


RW『うん…』


EH『ちょっとでかけてくる。』


RW『えっ、ﾋｮｸﾋｮﾝ!?』




ﾘｮｳｷﾞの話を聞いた俺はｼﾞｬﾝﾊﾟｰを羽織って、宿舎を飛び出した。



車を走らせて、少し。


車を止めたのは会員制のﾊﾞｰ。


有名人がよく使う店。




"ｶﾗﾝ…"



@『いらっしゃいませ、お待ちしておりました。』



顔ﾊﾟｽで案内されたのは店の奥の個室。


ここは会員のなかでもVIPしか使えない特別な個室。



"ｶﾞﾁｬｯ"



　 『あ、ｵｯﾊﾟ。待ってました^^』


EH『急に呼び出してごめんな、、、ｼﾞﾆ。』

確信【EH】→←残念【DH】

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