＊ ページ26
照史side
「おつかれさまです〜」
崇裕「おぉ、照史。もう上がり？」
「おん。Aは？まだ起きへんの？」
崇裕「まだやな、、呼吸は安定してきてはいるけど、まだ目が離されへん。顔みてくか？」
「ええの？ちょっとだけ会わせて？」
さっき神ちゃんに会った時にAの様子は聞いたんやけど、やっぱり気になって帰る前に寄ってみた。
AがおるのはICUでナースステーションから姿が見える部屋。
たくさんの機会に繋がれて静かに眠っていた。
崇裕「A〜照史きてくれたで〜？(撫」
「A〜よう頑張ったな。早く元気になってあっくんと遊ぼうな？(撫」
崇裕「ちょっともしもしさせてな〜？」
「……やっぱ拘束しとるんやね。」
Aの手を握りたくて少しお布団をめくったら、黒のバンドで手首とベッドの柵が結ばれてた。
崇裕「可哀想やけどこればっかりはな…早く目が覚めて欲しいけど、意識ある中で拘束されてるのは辛いかもしらん…」
A「…ﾋﾟｸｯ…」
「あ、今指動いたでっ！」
崇裕「A〜？わかる〜？」
A「……っ…ん……」
照史「Aっ！おれ淳太くんよんでくるっ！」
この時の俺、相当焦ってたみたい。
電話すればすぐやのに、なぜか淳太くんのおる内科まで走っててん。
医務室におった淳太くんに、Aが起きたって伝えて、2人して小児科まで猛ダッシュ。
A「…けほっ、けほっ…」
「ごめんな、苦しかったな、もうおしまいや」
淳太「Aっ！」
「おぉ、淳太。酸素、カニューレにしといたわ。」
淳太「ありがとう。A、よう頑張ったな。泣」
A「…んっ…んっ…」
淳太「あ〜あかんよ。ごめんな、抱っこはもうちょっと待ってや？」
A「…んっ…ふぇ…っ…泣」
崇裕「あ〜ごめん、泣かんといて…」
淳太「泣かん泣かん。パパここにおるから、もうちょっとだけねんねしよ？」
パパを見て甘えたくなったんやろな。
抱っこしてもらいたいのに、体は動かせへんし、きっと体調も良くないからグズグズモード。
淳太くんが肩の辺りを優しくトントンしたらあっという間に眠ってもうた。
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くまくま(プロフ) - うさきちさん» コメントありがとうございます。今の話が落ち着いたら書かせていただきます！ (2019年10月30日 22時) (
レス) id: ae7ce56ee3 (このIDを非表示/違反報告)
うさきち - ストレスで望くんがおねしょやお漏らしをしてしまうお話が読みたいです。 (2019年10月30日 18時) (レス) id: 50a7f19f0d (このIDを非表示/違反報告)
くまくま(プロフ) - やほーさん» いえいえ、コメントありがとうございます！リクエストにお応えできたか心配ですが、そう言って頂けてありがたいです。楽しんで頂けるようにがんばります！ (2019年10月12日 23時) (レス) id: ae7ce56ee3 (このIDを非表示/違反報告)
やほー(プロフ) - ママのお話をリクエストさせていただいた者です。早速書いていただきありがとうございます！切ない内容でしたが子供達の元気とパパ達の優しさに感動してあったかい気持ちになりました。お礼が遅くなってしまいごめんなさい。これからも楽しみにしています！ (2019年10月12日 19時) (レス) id: 793d477bb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くまくま | 作成日時：2019年9月27日 22時
