日常 ページ3
ピピピッ ピピピッ
朝の6時。
毎朝、時計のアラームとともに俺らの1日が始まる。
朝食は食の細い双子が少しでも食べれるように
チョコレート味のシリアルに牛乳をかける。
デザートに今日は望の好きなバナナ。
朝食の準備と自分の身支度を終えて
仲良く同じ格好で寝てる双子を起こす。
「望〜A〜 朝やで。おっきしや〜」
A「…ぱぁぱ……だっこ…」
「…しょっと…はい、おはようさん。しんどいとこない？」
A「…へーき…」
まだウトウトしてるAを膝に乗せ朝の診察。
まだじっとしてられへんお年頃やから体温は脇ではなく耳でチェック。
その次は血圧、聴診…
測った数値はノートに記録。
生まれてすぐ2人とも心臓に欠陥がある事が発覚し
それから毎日、俺が朝晩欠かさずやってること。
「よしっ終わり！Aは今日もはなまるさんやね。でもしんどくなったらすぐ教えてな？」
A「はーい」
「はい、ええお返事！望が終わるまで、お着替えして待っといて？」
Aは今日調子がええみたい。
調子が悪いと一段と甘えん坊さんやから
着替えも食事も全部手伝わなあかん。
今日は俺の膝から降りて自分でお気に入りのスカートにお着替えしとる。
次はお寝坊のんすけ。
「望〜もうA全部終わってんで〜そろそろおっきしてや〜？」
望「ん〜…おはよ…」
「はい、おはよ。望もしんどいとこない？」
望「ない…今日おれ元気やで！」
Aと一緒で甘えん坊の癖に、最近は
大毅や流星の真似して一丁前に�爐�れ″って言うようになった。
�爐�れのおててばっちぃ″って言った時は思わず兄弟3人で爆笑してもうた。
そんなとこが望らしいな〜って。
「よしっ！望もはなまる！急いで服着替えてや〜」
A「のんもはなまるさん？」
望「おん！はなまるさんやで！」
うちの双子は体調まで揃う事が多く、片方が熱を出すと夜にはもう片方もダウン。
仲がええのは有難いことやけど、そこまで似んくてええんやで？って毎回思ってまう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 290人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くまくま(プロフ) - 美紀さん» 美紀さま。嬉しいお言葉ありがとうございます（ ; ; ）励みに引き続き頑張ります！ (2019年8月19日 18時) (
レス) id: ae7ce56ee3 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - WEST大好きで緑と青とピンク色寄りのオールジャス民です最高です (2019年8月19日 16時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くまくま | 作成日時：2019年8月15日 21時
