第161話 ページ16
大吉side
徳井くんも好きになっちゃったか……
徳井くんはちょーっと性癖変なところあるし変態だけど
人間としてはいい人やから
多分大丈夫ばい
そろそろ寝ようと思い、廊下を歩いていると
いきなり服の裾を掴まれた
「大吉せんせ」
大吉「ん？どげんしたと？」
「なんか………すごいやな予感する。夢見そうで怖いから……いっしょに寝てもらっていい？」
大吉「もちろん」
ーーー寝室ーーー
ベッドに入って20分ぐらいした
そろそろ寝たかな？
「ねえ、先生」
大吉「………ん？」
「今でも……思い出すんだ。忘れたいのに忘れられなくて……。まだ小さい頃みたいに優しさ残ってるんじゃないかなって思うと忘れたくなくて…………ごめん、俺何言ってんだろ」
大吉「……………そうやなぁ。もう、優しさはなかかもだけど……。あんことが嘘だったら、夢やったらよかったとにね。ばってんね、僕は絶対Aんそばにおるばい。いつでん味方でいるけん。やから、安心したって。おやすみ」
「うん。おやすみ」
未だにAの心を縛り付けてる2人を、僕は絶対に許せない
もし、あん2人がまたAん前に現れたら、僕はいくらスキャンダルになってもかまわないから、全身全霊をかけてAを守るから
もう、絶対にあんな目に合わせないから
だから、安心してね
おやすみ
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作者名：水音 | 作成日時：2018年1月27日 21時
