今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:3,773 hit
小｜中｜大
第1233話 ページ17
遙side
凛に胸ぐらを掴まれた
でも、掴まれて当然だと思った
この晴れ舞台にいるのに集中していないから
理由も、全てわかっている
Aと付き合うのは望んでいた状態のはずなのに、悩んでしまう
もう、4ヶ月もずっと
俺から申し出たんだ。“俺のこと好きじゃなくていいから、付き合おう”って
なのに、それを俺が引きずっている
自分で自分を混乱させている
俺は水泳一筋でいくって決めた。だから、こんな雑念はスポーツマンとして最低だ
ホテルの部屋に戻ろうと、ロビーのソファを立つ
いや、疲れ切った頭を冷やすためにテラスに行こう
どうせ、部屋に戻っても考え込んでしまうだけだから
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：水音 | 作成日時：2021年8月21日 22時
