第79話 ページ32
Aside
次はテニスコートでのドッジボール
当然のごとく
外野からバンバン投げて
相手の人数的に試合続行不能になり
勝ったぜ☆
男子は、C組には負けたけどあとは勝ったみたい
もも「おつかれ！」
「うん、おつかれ」
もも「次の卓球、私も出るよー。一緒に頑張ろうね！」
「うん！」
ーーーーーーー卓球ーーーーーー
「ハル、絶対勝とうね」
遙「あ、ああ」
遙(近い…………)
先生「試合開始！」
カン
カン
カン
無機質な音とみんなの声援がホールに響きわたる
相手は、男女ともに経験者のようで、かなり苦戦している。ハルもかなり苦しそうだ
「はあ………はあ、ハル」
遙「はあ…………なんだ」
「ハルは………ハア、必要最低限しか動か………ハア、なくていい。俺が攻める」
遙「わかった」
カン
コーン
カン
くっそ………全然引き離せない
互いに1セット取ってるから、このセットはもう負けられない
スコーン
相手男子「くっそ………！」
相手の男子が空振りした
俺たちは、もうマッチポイント
次、決めれば勝てる
タァンッ
遙「くっ………」
ハルの返した球が相手のチャンス球になった
相手女子「やった」
相手から強く放たれたスマッシュ
…………………を、俺はさらに最高のスマッシュで返した
カァンッッ
「よっし！」
遙「ハアッ……ハア…………ありがとな」
「こちらこそ。ハル、ん」
遙「？」
「ハイタッチだよ。ほら」
遙「ああ」
パァンッッ
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作者名：水音 | 作成日時：2018年1月4日 10時
