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第1698話 ページ36
郁弥side
郁弥「蒼はいつ聞いたの？」
蒼『一ヶ月と……半分ぐらい前？元々、郁弥にも近頃に言う予定だったと思うよ？』
一ヶ月半……
その間に僕は何回も仕事でAと会っていた
確かに、季節の割には厚手の服を着てるなとは思っていたけど
体調管理とか、女性だと冷え性とか……だと思っていた
ラジオの前の仮眠時間も長くなったなぁ、とは思っていたけど
郁弥「そういえば、仮眠している時に前までは机に突っ伏して寝ていたのに、最近は仰向けで寝てる……」
蒼『机に突っ伏すのはお腹に負担かかるからね。郁弥、勘が鋭いから気づいてたりするかな、とか思ってたけど。その様子だと全然気づいてなかったみたいだね』
郁弥「うん、全く。……言ってほしかったよ。仕事で一緒になることもあるんだし、事情を知っていた方がサポートできたのに」
Aからそこまで信頼されてないのかな、なんて考えてほんのりショックを受ける
僕ってそんなに頼りないかな
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作者名：水音 | 作成日時：2023年10月14日 19時
