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第1382話 ページ18
遙side
遙「……察してると思う。今日、ここに来たのは………」
「蒼と、郁弥が何か言った……でしょ？」
遙「………ああ。郁弥に頼まれた。………だから、俺は郁弥にAのことを伝えないといけない。……いいか？」
顔を伏せて考え込むA
やっぱり、言いづらい悩みだしな
「俺から言うよ。特に蒼には。強く当たっちゃったこともあるし………」
遙「そうか。蒼、呼ぶか？」
「……うん」
涙を拭い、頷くA
いつもの頼れる姉としてのAの表情だ
部屋を出て、リビングへと向かう
会った時と変わらない不安げな顔をした蒼が駆け寄ってきた
蒼「ハル、どうだった……？」
遙「直接蒼と話したいって」
そう言うと途端に安堵の表情を浮かべる蒼
どれほど心配していたのかが伝わってくる
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作者名：水音 | 作成日時：2022年4月17日 13時
