第24話 ページ30
in夢
私の目に映るのは、通常よりも近い空と
私の眼下に広がる毎日何の変化もない森。
A「…ねえ、パイロ。」
パイロ(以下パ)「何？」
木の上で遠くを眺めている私は、同じく木の上にいるパイロに話しかけた。
A「クラピカ、本当に帰ってくるかな？」
何回も訪ねたその質問を、また私は問う。
パ「帰ってくるよ。そう約束したでしょ。」
この答えも何度も聞いた。私が問うたびに、パイロはこう答えた。
A「…うん、そうだよね。ありがと。」
そして、この言葉を聞いて私は安心していた。何度も。
目に飛び込んでくるのは『赤』それだけだ。
鮮血の『赤』、炎の『赤』
息絶えてゆく同胞の瞳の『赤』
それを見て瞳を喜の色に染める瞳の赤くない奴ら。
動けないのか、動かないだけなのか
何もできない私。
『赤』に染められていく全てを前にして
私は立ち尽くしている。
何もない真っ暗な空間に私はいる。
立っているのか、寝ているのか、はたまた浮いているのか
それすらもわからない。
？「A」
背後から声がする。
そちらに目を向ければ
パイロの姿が見える。
パ「…どうして。」
パ「どうして裏切ったの、A」
うつむいてるせいで顔はよく見えないが、確かにパイロはそう言った。
A「…裏切ってなどいない。」
自分でも言い訳にしか聞こえない。
パ「うそ。だったらなんで君は生きてるの。」
パ「僕らは死んだっていうのに。」
顔をあげたパイロには瞳が無かった。
A「パイロ、違うんだ。」
パ「何が違うの。全部本当のことだよ。」
パイロの手がこちらに伸びてくる―――
？「――――A！」
その声で私は目を覚ました。
目の前にはゴンの顔。
どうやら夢だったようだ。
キ「やっと起きたか。行こうぜ。」
キルアの方を見ると、1人さっきまでいなかった人物の姿があった。
…6人目はトンパか。
トンパは私を見てぎょっとした。
…まあ、ヒソカが来るよりはましだな。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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tyoutyo - 訳あってこの作品を編集できなくなりました。続編作ったので、プレイリストからそちらを閲覧してくだされば嬉しいです。ご迷惑おかけしてスミマセン。 (2015年8月5日 16時) (
レス) id: 8b4c5bfe47 (このIDを非表示/違反報告)
tyoutyo(プロフ) - 私も同意見です！！やっぱりいいですよね朝市。 (2015年1月28日 5時) (レス) id: eb211ca572 (このIDを非表示/違反報告)
うめピカ - 私は朝市派です！！おらじゃだめだと言うところに感激しましたT_T主さんはどっち派ですか！？ (2015年1月27日 11時) (レス) id: 4f10c78519 (このIDを非表示/違反報告)
tyoutyo(プロフ) - うめピカさん» そうなんですか。因みに朝一と英治さん、どっち派ですか？ (2015年1月27日 5時) (レス) id: eb211ca572 (このIDを非表示/違反報告)
うめピカ - シリーズは読んでないです(＞人＜;)ドラマは観ました！！ (2015年1月27日 1時) (レス) id: 4f10c78519 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tyoutyo | 作成日時：2014年7月22日 9時
