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「は？まだ聞いてないの？」
『あーそうなの…』
あの日びっくりして思わず逃げてしまって
聞き逃してしまって
もちろん連絡もとれなくて
クラスを聞くことはできない
その説明を翔太にもできなくて
いつまでも聞かないわたしに
不信感を持ち始めていると思う
「連絡してないの？」
『うーんなんか今更気まずいなって思って』
「ちょっと前まで聞く気満々だったじゃん…」
『ふと最後に会った日思い出したら
わたしかなり都合のいい女だなって思って…』
「あっそ…まあ連絡とらないなら
俺はそれでいいけど
樹のことはそれでいいのかよ」
『よくないです…別の方法でどうにかします』
そう言うと翔太は深いため息を吐いた
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作者名：Rika | 作成日時：2021年4月21日 22時
