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じゅったんと彼女は2人でお土産見に行くらしいから
わたしたちはベンチに座ってそれを待っている
『ねえ翔太機嫌悪い？』
「お前さわざと？」
『はあ？』
「やっぱ樹の事好きなの？」
またその話…いまその話をするタイミングなの？
『好きじゃないし何に怒ってるわけ？』
「樹はさ好きなやつに出会えて幸せそうなんだから
ちょっとは気を使えよ
いくら友達でも異性なんだよ
彼女が気にならないわけないだろ」
『なにそれ…わたしがじゅったんのこと好きだから
彼女に嫌がらせで仲良くしてるの見せつけてる
って言いたいわけ？』
別に恋愛対象に見てほしいなんて
もう思ってないよ
ただ翔太のなかでわたしが
そんなに性悪だと思われてることが
ただショックだった
涙がスーッと流れた
『翔太にそんなこと言われる筋合いない』
なんてわたしが叫んだら
遠くの方からじゅったんが走ってきた
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作者名：Rika | 作成日時：2021年4月21日 22時
