検索窓
今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:41,277 hit

それは罠 ページ36

今日は探偵社でお出掛けです。社長と乱歩さんは居ませんが皆んなで街を歩きます。

年の近い宮沢さんと泉さんと中島さんと主に行動しているのを太宰さんや国木田さん達が後ろに付いてきています。

貴「泉さん、あれなんですか?」

泉「あれはクレープ。…一緒に食べよう?あと、鏡花って呼んで。敬語も駄目。」

貴「えっ?いいんですか?」

宮「あっ!なら僕も賢治って呼んでください!」

敦「僕も敦って呼んでよ、Aちゃん。」

貴「えっ、うっ、えっと、有難う。鏡花、賢治、敦。」

初めての名前呼びに自然と少し口角が上がった。

敦「じゃあクレープ屋さん行こうか。」

貴「うん。」

鏡花と賢治と敦と仲良くなって、楽しい1日が終わる。

国「おい、そろそろ帰るぞ。」

国木田さんの一言で私達は解散して各々の家へと向かう。

貴「鏡花と賢治。今日は有難う。楽しかった。」

鏡「私も。また明日。」

賢「はい!それではまた明日!」

鏡花と賢治に手を振って敦と家に帰る。

貴「敦も有難う。」

敦「此方こそ。ぼくも楽しかったです。」

敦と話しながら家へと帰った。

お風呂に入ってご飯を食べて、布団を敷いて眠りについた。

一日中歩き回っていたので横になった瞬間にどっと眠気が襲う。

敦「あ休みなさい。Aちゃん。」

貴「おや…すみ。」

そう言って目を閉じた。









ガタンと音が聞こえてパチっと目が覚めた。

目を開けるとまだ外は暗く、敦も起きていなかった。

体を起こして眠気に耐えて音の聞こえた方へと向かう。

玄関を開けると肌寒い風が吹いた。

辺りを見回すと地面に紙が落ちていた。

其れを拾って四つ折りにされている真っ白な紙を開いた。

中は何故か全て平仮名で私はまだ基本的な漢字などしか覚えていなかった私でも読むことができた。

書かれていたのは

〇〇こうえんへひとりでこい。
(〇〇公園へ一人で来い。)

とだけ書かれていた。

何故かは分からないけど、妙な胸騒ぎがした。

パジャマからピンクのクマパーカーに黒のスカートへと急いで着替えると、バタンと扉を閉めて家を出た。

異能力→←異能力者の私



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
54人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みさき(プロフ) - 面白いです!続き楽しみにしてます! (2019年7月9日 23時) (レス) id: 071d00f0ec (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:銀花 | 作成日時:2019年6月14日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。