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殺人鬼 ページ26

NOside

柳「重力操作の中原中也か。」

中「光栄だな。名前だけでなく、俺の異能まで覚えてもらえるとはな。」

柳「俺は、最強になるんだ。糞ったれな人間共を殺してな。その為に、強い敵。即ちお前らポートマフィアを倒せば、俺も名が広がるんでな。」

中「そうかよ。だが、テメェは俺に勝てねえ。テメェなんか、異能すらいらねェぜ。」

柳「俺も舐められてんなぁ。数秒後には、其の余裕こいた面ァ壊してやるよ。」

中「其の言葉。そっくりそのままお返しするぜ。」

言うが早いか、柳田は、中原中也に向かって炎を飛ばした。

が、

既に其処に中原中也は居なかった。

柳「なっ!何処だ‼」

柳田が辺りを見回すが、中原中也の姿は、見つからない。

中「此処だよ。馬鹿が。」

そう言って後ろから、脇腹に蹴りを入れた。

柳田は其の儘吹っ飛び、遠くの壁に打ち付けられ、気絶した。

打ち所は良く、足を、骨折した程度だった。

中原中也が黒服に言った。

中「その男は連れて帰る。拘束して、車に乗せておけ。」

黒「分かりました」

黒服達は、一斉に動き出した。

一方、中原は、人質の中に居た、探偵社の人間を探した。

併し、

中「チッ。逃げたか。」

如何やら、どさくさに紛れ逃げられたようだ。

探偵社に抱えられていた少女。

其の少女は、ここ最近、裏社会を騒がせていた氷の様な眼差しで、人を殺す。遺体は、見ていられない程に残酷な殺し方。脳が出て、四肢は、切り落とされ。最後に腹を刺し、花を作る。

〈冷徹の花〉

と、呼ばれる少女に似ていた。

白い髪に、気絶する前、一瞬見えた瞳が、赤と青のグラデーションであったから。

けれど、そんな偶然あるわけ無いと、其れに、あんな小さい女だ。気絶するのは怖かっただけだと思い、深くは考えなかった。

〈冷徹な花〉

その少女が一年で殺した人数は、炎の華の最高記録。









“1000人以上”

探偵社→←テロ



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みさき(プロフ) - 面白いです!続き楽しみにしてます! (2019年7月9日 23時) (レス) id: 071d00f0ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:銀花 | 作成日時:2019年6月14日 21時

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