今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:41,273 hit
小|中|大
自○ライフ 6日目【最終日】 ページ10
両親に通わされていた学校はとてもボロくまるで、廃校のような学校だった。けれど、そのおかげで警備も緩く、忍び込むのは簡単だった。
屋上に着き、パーカーを脱ぎ、ドアの上の場所に登る。パーカー掛けて少し肌寒いな、なんて考えながら眠りについた。
パチっと目を覚ます。寝たのが遅かったので現在の時刻は既に9時。寝すぎたなと、思ったが、文化祭が始まった瞬間でいいかと思い、スマホで遊んでいた。
スマホで時間を潰していると9時56分。10時から始まるので、そろそろ行くか。と思い梯子を降りて、柵を乗り越える。
立ってみるけれど、何も感じなかった。
10時になった。足を前に出す。
瞬間。浮遊感。感じる風。人々の声。近づく地面。骨の折れる音。飛び散る血。痛む身体。
全てが淡々としていた。
最期に少しの復讐をした彼女の最悪だった人生が終わった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
54人がお気に入り
54人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みさき(プロフ) - 面白いです!続き楽しみにしてます! (2019年7月9日 23時) (レス) id: 071d00f0ec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:銀花 | 作成日時:2019年6月14日 21時